廃校の小学校をワイナリーに
テレワークにも 上ノ国町

北海道上ノ国町で廃校になった小学校を改修したワイナリーが完成し、式典が行われました。

ワイナリーは6年前に廃校になった小学校を有効活用しようと町と地元の企業が整備し、11日は町の関係者などおよそ40人が参加してテープカットを行い完成を祝いました。

ワイナリーでは去年10月からワインの醸造を始めていて、年間で1万5000本を生産する計画で、ことし7月から販売を始める予定だということです。

また、このほか小学校の教室が会議室や宿泊施設に改修され、コロナ禍での企業のテレワークによる利用などを見込んでいるということです。

施設を運営する「上ノ国開発」の丸山和之社長は、「国内で唯一、サテライトオフィスを持つワイナリーとして地域の人や北海道新幹線の利用者などいろいろな人にぜひ利用してほしい」と話していました。