安倍元首相 岸田首相と会談
政権支える考え伝える

自民党の安倍元総理大臣は総理大臣官邸を訪れて岸田総理大臣と会談し、先に党内最大派閥の会長に就任したことを報告したうえで、岸田政権を全力で支えていく考えを伝えました。

自民党の安倍元総理大臣は、30日午後総理大臣官邸を訪れ、岸田総理大臣とおよそ20分会談しました。

安倍氏が官邸を訪れるのは、去年9月に総理大臣を退任して以来初めてです。

この中で安倍氏は、11月11日に安倍派の会長に就任したことを報告したうえで「党内最大の政策集団の総意として、これからも岸田総理大臣をしっかりと支えていきたい」と述べ、派閥を挙げて岸田政権を全力で支えていく考えを伝えました。

このあと安倍氏は記者団に対し「岸田総理大臣は、岸田派の会長でもある。政策グループの会長の先輩として、いろいろとお話をうかがった」と述べました。