LINEで情報公開請求など
4手続き可能に 酒田市

行政手続きのデジタル化を進めている山形県酒田市は、今月15日から無料通信アプリ「LINE」の市の公式アカウントを活用して、4つの手続きを行えるようになります。

酒田市は、去年12月から「LINE」の公式アカウントを立ち上げ、イベントの予定や防災情報などを発信していて、およそ6700人が友達登録しています。
市は、行政手続きのデジタル化を進めていますが、市民サービスの利便性を向上させようと、4つの手続きについて、今月15日からLINEの公式アカウントに申し込みフォームへのリンクを掲載することになりました。
リンク先では、体育施設の予約を行うための利用者登録、定期船「とびしま」の予約、市への情報公開請求共催・後援許可申請の4つの手続きができます。
市によりますと、これまでは、書類を提出するために役所を訪れたり、定期船の事業所の営業時間中に電話をかけたりしなければいけませんでしたが、今後は、時間や場所に関係なく、予約できるようになります。
酒田市は「利便性が上がるので、ぜひ利用していただきたい。今後も、このアカウントを活用しオンラインで可能な手続きを増やしていきたい」としています。
酒田市の「LINE」の公式アカウントは、新型コロナウイルスワクチンの接種の周知にも活用が決まっていて、機能の拡大が続いています。