羽田空港と東京駅を結ぶ
JR東日本の路線に事業許可

羽田空港と東京駅を結ぶJR東日本の新たな路線について20日、国土交通省が事業の許可を出しました。
所要時間が今の30分程度から18分に短縮される計画で、2029年度中の開業を目指しています。

JR東日本は、羽田空港と東京駅、新宿駅、それに新木場駅を結ぶ合わせて3つの路線からなる「羽田空港アクセス線」を計画していて、このうち東京駅と結ぶ路線について国土交通省が20日、事業を許可しました。

JRを使って東京駅から羽田空港に向かう場合、現在は浜松町駅でモノレールか、品川駅で京急線に乗り換える必要があり、最短でも30分程度かかりますが、新たな路線では直通となるため、所要時間は18分に短縮されるということです。

また、宇都宮線や高崎線、それに常磐線方面からの直通運転が計画され、北関東からのアクセスも向上する見込みです。

新たな路線は2029年度中の開業を目指していて、今後、空港内に新駅などが整備されることになります。