立民 羽田雄一郎元国交相が
死去 53歳

旧民主党政権で国土交通大臣を務めた立憲民主党の羽田雄一郎参議院幹事長が27日、東京都内で亡くなりました。53歳でした。

羽田氏は、参議院長野選挙区選出の当選5回。

福祉団体の職員や、父親の羽田孜元総理大臣の秘書を務めたのち、平成11年の参議院の補欠選挙で初当選しました。

そして参議院国土交通委員長や民主党の参議院国会対策委員長のほか、旧民主党政権時代の野田内閣では国土交通大臣を務めるなど、要職を歴任しました。

その後は旧民進党を経てことし9月に旧国民民主党から立憲民主党に合流し、党の参議院幹事長を務めていました。

党の関係者によりますと、羽田氏は今月24日ごろに発熱して体調不良を訴え、27日にPCR検査を受ける予定だと伝えていました。

こうした中で27日になって体調が急変し、東京都内の病院で死亡が確認されたということです。

地元後援会「うそであってほしいという思い」

立憲民主党の羽田雄一郎参議院幹事長の突然の死を受けて、地元の長野県上田市にある事務所では後援会の関係者などが慌ただしく出入りしていました。

みな驚きを隠せない様子で足早に事務所の中に入り、電話対応などに追われていました。

後援会では談話を発表し「まだ事実を受け止められず、うそであってほしいという思いでいっぱいです。詳細がわからないので情報収集をして今後の対応を考えます」とコメントしています。