自民 幹事長など党4役らの
役員人事を正式決定

自民党の菅新総裁は、15日午後、党の役員人事を行い、二階幹事長と森山国会対策委員長を続投させるとともに、総務会長に佐藤勉氏、政務調査会長に下村博文氏を起用することなどが正式に決まりました。

自民党の菅新総裁は、15日午後、党の役員人事を行いました。

菅氏は、党本部の総裁室で、二階幹事長と森山国会対策委員長を続投させるほか、総務会長に佐藤勉氏、政務調査会長に下村博文氏、選挙対策委員長に山口泰明氏を起用することをそれぞれ正式に伝えました。

さらに、幹事長代行に野田聖子氏、広報本部長に丸川珠代氏、組織運動本部長に小野寺五典氏が起用され、党の4役ら役員の人事は、午後1時半から開かれた臨時総務会で了承されました。

菅 新総裁「新型コロナ感染拡大防止と社会経済活動を両立」

この中で、菅氏は、「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、社会経済活動を両立させ、国民の安心安全を1日も早く取り戻すことが、私の使命だ。この危機を乗り越えて、国民に信頼される政府をつくり上げたい。国民のために働く内閣をつくりたい」と述べました。

二階氏ら新執行部は、このあと、そろって記者会見し、今後の党運営などについて説明することにしています。