森県知事選
現職の三村氏 5回目の当選

任期満了に伴う青森県知事選挙は2日投票が行われ、無所属で現職の三村申吾氏が5回目の当選を果たしました。

青森県知事選挙の開票結果です。
▼三村申吾 無所属・現 当選 32万9048票
▼佐原若子 無所属・新 10万5466票

自民党青森県連と公明党が推薦した現職の三村氏が、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党が自主的に支援した佐原氏を抑え、5回目の当選を果たしました。

三村氏は63歳。青森県の旧・百石町の町長を経て、衆議院議員となり、1期目の途中の平成15年に青森県知事選挙に立候補して初当選しました。

選挙戦で三村氏は、県産品の販路拡大による農林水産業の振興や、企業誘致や創業支援を通じて若者の雇用環境を整備し、移住や定住を促進していくことなどを訴え、推薦を受けた自民党と公明党の支持層に加え、いわゆる無党派層などからも幅広く支持を集めました。

三村氏は「ここに生まれ、ここで暮らしてよかったという青森になっていくよう、チームワークよく歩んでいきたい。県民から頂いたまっすぐな言葉を忘れることなく、愚直にまい進していきたい」と述べました。

投票率は40.08%と、前回4年前を3.77ポイント下回り、過去2番目に低くなりました。