民 比例「特定枠」の
島田参院議員 立候補せず

夏の参議院選挙の比例代表で、初めて導入される「特定枠」の自民党の候補者に内定していた島根県選出の島田三郎参議院議員が、健康問題を理由に、立候補を取りやめる意向を党島根県連の竹下会長に伝えていたことが分かりました。

島田氏は、平成25年の参議院選挙で島根選挙区から立候補し初当選しましたが、鳥取県と島根県が「合区」されたことから、候補者調整の結果、この夏の参議院選挙では、比例代表に回り、あらかじめ政党が決めた順位にしたがって当選者を決められる「特定枠」で立候補することが内定していました。

しかし、島田氏は、自身の健康問題を理由に立候補を取りやめる意向をことし1月、自民党島根県連の竹下亘会長に伝えていたことが関係者への取材で分かりました。

自民党は、今後「特定枠」の取り扱いも含めて対応を協議することにしています。

自民 二階幹事長「これから検討し対応」

自民党の二階幹事長は記者会見で「これから検討し、対応していく。決める時には直ちに決める」と述べました。