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J1アルビレックス新潟 沖縄キャンプに密着!

ガンバ大阪との練習試合詳細と小見洋太選手インタビュー掲載
  • 2024年02月05日

 

サッカーJ1、アルビレックス新潟は1月16日から沖縄でキャンプを実施。1月23日にはことし初めての練習試合が行われました。今シーズン、チームの上位進出に欠かせない新加入選手たちも躍動。さらに、飛躍が期待されるフォワード、小見洋太選手にことしにかける思いを聞きました。(新潟放送局 豊田光司記者、藍川眞帆キャスター)

新加入選手も躍動!ことし初の対外試合

新シーズン、スタートの地は沖縄。J1優勝を目標に掲げるアルビレックスは1年を戦い抜く体力や選手間の連携強化などチームの土台作りに取り組んでいました。

沖縄キャンプの折り返しにあたる8日目。ことし初めてとなる練習試合が行われ、チームはガンバ大阪と対戦しました。45分ずつ、3試合が行われた練習試合。松橋監督は選手たちに自分の持ち味をアピールするよう求めました。

1試合目は0対0で引き分け、ゴールが生まれたのは2試合目。失点した直後、谷口海斗選手が相手からボールを奪い、こぼれ球に長倉幹樹選手が反応します。昨シーズン、途中加入で1得点にとどまった長倉選手が決定力で存在感をアピールしました。

同点ゴールを挙げた長倉選手

もう1人、豊富な運動量でアピールしたのが新加入の石山青空選手です。アルビレックスの下部組織から加入したチーム最年少の18歳。J1の選手に臆することなく、攻撃面でチャンスを生み出そうと積極的な動きを見せました。

追加点を挙げた谷口選手

さらにアルビレックスは38分。長谷川巧選手のクロスボールを谷口選手が頭で決め、逆転勝利を呼び込みました。2試合目で谷口選手は1ゴール1アシストの活躍。新潟で4年目を迎えたフォワードに期待が高まります。

このあと3試合目には新加入の6人の選手が出場。このうち攻撃面で目立ったのは、J1鳥栖から加入した小野裕二選手。当たり負けしない体の強さに加え、ボールを受けるため前線で積極的に動き回ってゴールを狙います。

3試合目は0対0で引き分けましたが新加入の選手も持ち味を発揮したアルビレックス。
松橋監督も手応えを感じていました。

アルビレックス新潟 松橋力蔵監督
3試合で全員に出てもらって非常に積極的によい姿勢で取り組んでくれた。(選手どうし)しっかりといろいろなことを要求し合ったり声を掛け合ったりアドバイスしあったりというところは完璧。

新加入 石山青空選手
自分の武器は運動量やチャンスメイク。攻撃に関わっていく部分でアピールしようと思った。
パスなどの判断力の質はもっともっと上げていかないといけないし、開幕から出場することが
自分の一番の目標なのでそういうところに食い込んでいけるようアピールを続けたい。

新加入 小野裕二選手
まだ1試合目なので、もっともっとできると思う。これまで以上にみんなでよい競争をして一人ひとりが成長することがチームの成長だと思うので1回の練習でも手を抜かずに全員が成長できるキャンプにしたい。

飛躍に期待!小見洋太選手に聞く 

小見洋太選手

さらに飛躍が期待されるのが、21歳の小見洋太選手です。
沖縄キャンプでは体力作りを中心としたメニューに取り組んでいました。コンディションについては。

小見洋太選手
コンディション的にはいいが疲労はきている。キャンプはそこを上げていくことでもあると思うので、いい状態だと思う。

去年は自身初となるJ1に挑み、29試合に出場した小見選手。
ゴールに向かう姿勢や豊富な運動量が持ち味で9月の浦和戦ではJ1初ゴールを決めました。

挑戦し続けた1年間のモチベーションをグラフで振り返ってもらいました。

小見洋太選手
開幕はスタメンで出られたがそこで自分のよさを出し切れずにモチベーションは落ち込んだときはあった。夏場はすごく体の調子がよかった、精神的にも。点は取れていなかったが。

去年、小見選手が伸び悩んだのは「得点力」。多くのチャンスを作りましたが、結果はわずか1得点に終わりました。チームが掲げるJ1優勝のためには自身の得点力アップが鍵になると話します。

小見洋太選手
(昨シーズン)上位との数字の差を見たときに足りないのは得点数だった。そこの差はすごく大きなものだと思うが、自分はその差を埋めることができる立場にいる人間。やるべきことをやっていれば結果につながると信じてやることしかいまはできない。

J1の2年目を迎えた今シーズン。お互いの持ち味を把握してよい攻撃につなげるため、小見選手は新加入選手たちとコミュニケーションを取り、チームワークを高めていました。

そして、ことし初めての実戦となったガンバ大阪との練習試合。小見選手はチャンスにつなげようと積極的にボールを奪いに行ったほか、自身も得点を狙おうと味方にパスを要求。新加入の長谷川元希選手との連携も見せました。この試合、チームは2対1で勝利。ただ小見選手はチャンスを作りながらも得点はなりませんでした。

開幕戦は2月24日。
小見選手はキャンプを充実させ、ことしこそ結果を残したいと考えています。

小見洋太選手

小見洋太選手
楽しみな気持ちはあるが、まだまだコンディションは上げられると思うので、もっともっとハードなトレーニングをしてコンディションを上げ、万全な状態で開幕を迎えたい。10ゴール以上が目標。まずは早く1点目を取ってそこから1つ1つ積み上げていいきたい。

アルビレックス新潟の開幕戦は3月24日。
午後2時からアウェーでサガン鳥栖と対戦します。 

  • 豊田光司

    新潟放送局 記者

    豊田光司

    2017年入局。大阪局を経て2020年から新潟局に。スポーツや文化などを担当。ことしのアルビレックス新潟にちむどんどんです!

  • 藍川眞帆

    新潟放送局 キャスター

    藍川眞帆

    新潟ニュース610
    マンデーアルビレックスの
    キャスター

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