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消火器の安全な使い方を教えます!狩野アナ「初期消火」を体験

ちょこっと防災そなえドキ NHKニュース・防災
  • 2024年03月21日

防災士の狩野アナが、今日からできるちょっとした備えを紹介する「ちょこっと防災そなえドキ」。今回は新潟市消防局予防課の伊藤恭子さんに消火器の安全な使い方を教えてもらいました。(動画3分47秒)

水が出る訓練用の消火器。使い方の手順も説明。

初期消火体験では水が出る訓練用の消火器を使用しました。消火器は本来「粉」が出ます。

狩野アナ

伊藤さん、消火器の安全な使い方を教えてください。

伊藤さん

燃えているものを粉で覆うイメージでかけるのが正解です。ほうきで掃くように燃えているものを散らすイメージで、火の根本を狙いましょう。一般的な消火器は10~15秒しか出ません。さらに3~5メートルしか届きません。最初は怖いと思いますので遠くから徐々に近づいてかけるようにしましょう。

狩野アナ

消火器を使う前後で注意しなくてはいけないことはありますか?

伊藤さん

慌てないことが一番大事です。慌てると使い方を忘れてしまいます。もし忘れてしまっても使い方は消火器に書いてあります。慌てた時は消火器に書いてある使い方を見るのを忘れないようにしてください。

狩野アナ

どのくらいの火の高さまでなら消化にいってもいいですか?

伊藤さん

天井に届く高さの炎は消火器では消火できません。一方で天井に届かない高さの火に対しては消火器が有効だといわれています。天井に届く高さの火はただちに避難するようにしてください。

  • 狩野史長

    新潟放送局アナウンサー 防災士

    狩野史長

    青森、長崎、鳥取、大阪を経て現在は新潟放送局で「新潟ニュース610」や「金よう夜きらっと新潟」のキャスターを担当。2019年防災士の資格取得。東日本大震災や熊本地震、鳥取県中部地震、大阪府北部地震、西日本豪雨、東日本台風などの現地取材多数。「ちょこっと防災そなえドキ」をプロデュース。

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