みんなでプラス メニューへ移動 メインコンテンツへ移動

みんなでプラス

クロ現SPに国谷裕子さん出演&過去の貴重な放送回をイッキ見!【放送・配信予定】

今年、放送開始30周年を迎えた報道番組「クローズアップ現代」。2023年最後の放送は、12月20日(水)、72分の拡大スペシャルでお届けします。
ゲストは1993~2016年の23年間、キャスターを務めた国谷裕子さんです。

さらに、12月18日(月)・19日(火)深夜には、時代を記録した貴重な回を再放送! iPhone開発前のスティーブ・ジョブズ氏へのロングインタビューや、若き日の羽生善治九段のドキュメント、オウム真理教の内部に迫ったルポルタージュなど、11本を傑作選として放送します。放送後1週間は「NHKプラス」でもご覧いただけます。

※20日(水)深夜には、ことしの放送の中から4本を再放送・再配信します。(12月15日更新)

※国谷裕子さん出演の年末SPのダイジェスト記事、再放送した11本の番組のダイジェスト動画を公開しました。こちら(クロ現全記録)の各放送回のページからご覧下さい。(12月27日更新)

放送・配信予定をまとめました。

INDEX

12月20日(水)は年末拡大SP 「国谷裕子×桑子真帆~激動の時代を越えて~」

桑子真帆キャスター 国谷裕子さん

「クローズアップ現代」2023年最後の放送は、72分の拡大スペシャルでお届けします。ゲストは23年間キャスターを務めた国谷裕子さん。今年、世界中に衝撃を与えた「イスラエル・パレスチナ問題」と、史上最も暑い夏をもたらした「気候変動」について、桑子真帆キャスターとともに深く掘り下げてお伝えします。

番組では、過去に取材したイスラエル・パレスチナ双方の指導者が語った言葉、世界中の科学者たちが発していた警告を紐解きながら、私たちは何を選択し、どう行動するべきなのか、未来への手がかりを探ります。

【放送・配信予定】
クローズアップ現代 放送30周年 年末拡大SP「国谷裕子×桑子真帆~激動の時代を越えて~」
12月20日(水)総合 19:30~20:42 
22日(金)総合 0:40~1:52 ※21(木)深夜
29日(金)BS 1:08~2:20 ※28(木)深夜

国谷裕子(くにや ひろこ)さんプロフィール

大阪府生まれ。父親の転勤に伴い高校時代までアメリカ、香港、日本で生活。米ブラウン大学卒業。NHK「7時のニュース」英語放送の翻訳・アナウンスを担当し報道の世界に入る。NHKおよび外国プレスセンターで通訳、リサーチャー業務に従事。NHK衛星放送のニューヨーク発キャスター、NHK衛星放送「ワールドニュース」のキャスターを担当。

93年4月から2016年3月まで、NHK総合「クローズアップ現代」のキャスターを23年間担当する。この間、特別番組や「NHKスペシャル」のキャスターも務める。2016年より、SDGs(持続可能な開発目標)の取材・啓発を中心に活動を行っている。現在、東京藝術大学理事、慶応義塾大学大学院特別招聘教授、自然エネルギー財団理事、FAO(国連・食糧農業機関)日本担当親善大使。

【受賞歴】98年放送ウーマン賞、02年菊池寛賞(国谷裕子と「クローズアップ現代」制作スタッフ)、11年日本記者クラブ賞、16年ギャラクシー賞特別賞、放送人2016グランプリ。

【著書】「キャスターという仕事」(岩波新書)「クローズアップ藝大」(河出新書)

◆放送開始30周年特別企画「イッキ見!再放送~カメラが見つめ続けた“現代”~」
ラインナップは以下の通りです◆

天才棋士・羽生の頭脳(1994年)  

天才棋士・羽生の頭脳
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/19(火)前1:26~1:55 ※18日深夜
当時、天才棋士と呼ばれ、23歳の若さで年間の勝率ナンバーワンを誇っていた羽生善治さん。その躍進は旋風を巻き起こし社会に衝撃を与えていた。番組は、羽生さんの強さの秘密を様々な角度から徹底検証。それまで我慢強さや忍耐が重要とされていた将棋界で、羽生さんがコンピューターを駆使して指した一手は“ひらめき”から生まれたものだった。若き日の天才の貴重な密着記録。

合意か決裂か ~アラファト議長 単独インタビュー~(2000年)

アラファト議長インタビュー
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/19(火)前1:56~2:21 ※18日深夜
2000年、中東和平の行方に関心が高まる中、世界の注目を集めていたPLO(パレスチナ解放機構)のアラファト議長。当時イスラエルとの和平交渉の最終合意期限が迫る中、議長は国際社会の支持を得るため世界27の国を訪問。日本を訪れNHKの単独インタビューに応じた。現在のパレスチナの危機は、どんな経緯を辿ってきたのか。今を読み解く貴重な証言記録。

パソコン界の先駆者 そのベンチャー精神に迫る/スティーブ・ジョブズ インタビュー(2001年)

スティーブ・ジョブズ
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/19(火)前2:22~2:47 ※18日深夜
アップル・コンピュータ社を率いた天才、スティーブ・ジョブズさんの貴重な生前のインタビューをお届けする。21歳でパソコンを開発したジョブズさんは、独創的なアイデアや技術で、利用者を専門家から一般の人々へと拡大。その発想や先見性は、後に世界の暮らしを一変させるスマートフォンなどにどう繋がっていったのか。本人の言葉から迫る。

生命(いのち)の色を被災地へ ~若冲 奇跡の江戸絵画~(2013年)

若冲・奇跡の江戸絵画
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/19(火)前2:47~3:13 ※18日深夜
「神の手を持つ」と言われる江戸時代の天才絵師・伊藤若冲。絶大な人気の作品群が来日し被災地へ。極細密な技法と鮮やかな色彩で描かれる“生命の世界”に、「泣けた」「勇気をもらった」と反響が。多くの命が失われ暮らしが破壊された被災地に、若冲が描く「命の力」を届けたいと願った世界的コレクター、ジョー・プライス夫妻。展覧会に込めた思いとは。

シリーズ国連70年 “誰も置き去りにしない”世界を目指して(2015年)

国連特別顧問インタビュー
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/19(火)前3:14~3:40 ※18日深夜
2015年、設立70年を迎えた国連が新たな野心的目標を掲げる。その名は「SDGs(持続可能な発展目標)」。「誰も置き去りにしない」という基本理念と共に、2030年の世界を見据えた指針だ。17分野169項目という多岐にわたる目標で、人々のライフスタイルにまで踏み込んだ大胆な挑戦―。壮大な目標の背景には何があったのか。その可能性に迫る。

疑惑の王国 オウム真理教 ~エリート青年 出家の軌跡~(1995年)

オウム真理教
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/20(水)前0:41~1:10 ※19日深夜
社会を震撼させたオウム真理教の実像に迫る。1995年、富士山ろくに点在していたオウム真理教の施設。家宅捜索でサリンの原料になる物質が大量に発見され、施設が数々の工場を備えていることが明らかに。施設の生活とは一体?そして、化学を専攻する学生たちはなぜオウム真理教に入信したのか?ある信者のケースを通して巨大な“謎”に迫る。

もっと救出したかった~神戸市消防局隊員たちの手記から~(1995年)

阪神淡路大震災
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/20(水)前1:11~1:40 ※19日深夜
1995年1月17日午前5時46分。国内で史上初となる「震度7」を観測、死者・行方不明者6400人を超える阪神・淡路大震災が発生。神戸市消防局の署員たちが書いた手記から、救助活動の実像に迫る。壊れた家やビルの下敷きとなった人たちの救出に当たった消防署の隊員たちは、生と死の場面にどう立ち向かい、どのような壁にぶつかったのか。

“助けて”と言えない ~いま30代に何が~(2009年)

助けてと言えない
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/20(水)前1:41~2:07 ※19日深夜
2009年4月、福岡県北九州市の住宅で39歳男性の遺体が発見された。死の数日前から何も食べず孤独死したとみられる。男性は自分の困窮について誰にも相談していなかった。当時、命に危険を及ぼしかねない状況に陥っても、助けを求めないケースが続出。「家族に迷惑をかけられない―」。家族、友人、地域と繋がりを断ち、社会で孤立する30代の実像とは。

ロシア 隕石(いんせき)落下の衝撃(2013年)

ロシア隕石落下の衝撃
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/20(水)前2:07~2:33 ※19日深夜
ロシア中部に落下した隕石の衝撃的な映像。上空爆発時の威力は広島型原爆の30倍にのぼるとみられ、4500棟の建物が破損、ガラスの破片などで1100人が重軽傷を負うという、前例のない人的被害に。「超音速のスピード」など巨大な衝撃波を生みだす驚異のメカニズムとは?いつの日か起きうる「衝突リスク」と、それを回避する世界の研究とは。

“新たな冷戦”は起こるのか ~緊迫ウクライナ情勢~(2014年)

ウクライナ 新たな冷戦は
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/20(水)前2:34~3:00 ※19日深夜
2014年、ウクライナ南部のクリミア自治共和国の住民投票をうけ、ロシアへの編入を表明したプーチン大統領。欧米各国は猛烈に反発し、「ロシアのG8への参加を停止する」という声明を発表。経済制裁強化の構えを見せた。なぜロシアは強硬姿勢を貫くのか?世界は緊迫の度を一気に増したウクライナ情勢を注視した。現在の状況にも繋がる当時、一体何が?

“奇跡”はこうして起きた ~タイ洞窟 救出作戦の舞台裏~(2018年)

タイ洞窟救出作戦
画像をクリックすると番組の一部を動画で見られます

総合 12/20(水)前3:00~3:25 ※19日深夜
2018年、世界がかたずを飲んで見守ったタイ洞窟の救出作戦。水が溜まった洞窟の奥から少年ら13人を救い出す前代未聞の挑戦は、全員が無事に助けられるという「奇跡の生還」へ。息子の無事を信じて待ち続けた、ある家族に密着。タイならではの互助の精神で、救出活動を支える人たちの姿を緊急中継。救出作戦の知られざる舞台裏に迫る。

さらに、ネット配信サービス「NHKオンデマンド」では 、さらに2本加えた13本を 公開後1年間 配信します。ぜひご覧ください。

NHKオンデマンド・クロ現の配信ページはこちらから

※ことし放送した「クローズアップ現代」の中から4本を再放送・再配信決定!(12月15日更新)

シリーズ侵攻1年 第1夜 ウクライナ 記者と戦争 “真実”を追った12か月 (2023年2月)

総合 12/21(木)前1:00~1:28 ※20日深夜
外国メディアも容易に近づけない激戦地に記者を送り、命がけの報道を続けてきたウクライナ公共放送「ススピーリネ」。“ウクライナ報道の最前線”にカメラを入れたNHK取材班が見たのは、戦場の一次情報を伝える使命と、国家による“報道規制”のはざまで苦闘する記者たちの姿だった。さらに記者たちの家族も兵士として戦場へ送られる現実が―。1年という時間が人々に何をもたらしているのか、現地から桑子キャスターが報告する。

シリーズ侵攻1年 第2夜 ロシア それぞれの“信念” 市民たちの12か月 (2023年2月)

総合 12/21(木)前1:28~1:55 ※20日深夜
侵攻開始から1年。ロシアではプーチン大統領の支持率が今も8割を超え、軍を支援する市民の活動も活発になっている。一方、侵攻に反対してロシアを離れた人々は、友人や家族との間の深い溝に苦悩する。さらに各国で対ロ感情が悪化する中、国外から“真実”を伝えるロシア人ジャーナリストたちも困難に直面している。祖国が始めた先の見えない “戦争”に、ロシアの市民はいま何を思うのか。桑子キャスターが現場から伝える。

桑子キャスターが行く“地球沸騰化”の世界 第1夜 急増“気候難民” 故郷追われた先に (2023年11月)

総合 12/21(木)前1:57~2:24 ※20日深夜
いま世界で気候変動によって住み慣れた場所からの移住を余儀なくされる “気候難民”が急増。2050年までに2億人以上が“気候難民”になり、世界が不安定化するとの指摘も。しかし国際社会で明確な位置づけがなく、支援の手は届きにくい。番組では桑子キャスターが歴史的な干ばつに見舞われたアフリカ東部などを取材。私たちの暮らしがどんな影響を及ぼしているのか、日本など先進国の責任や役割とは―。

桑子キャスターが行く“地球沸騰化”の世界 第2夜 森林大消失 “負の連鎖”断ち切る闘い(2023年11月)

総合 12/21(木)前2:24~2:54 ※20日深夜
いま世界各地の森林が急速に消失。それが気候変動に拍車をかけるという“負の連鎖”が起きている。その背景には、異常気象による森林の劣化、度重なる森林火災、そして、日本を含む先進国の消費活動がある。私たちはどう森林消失を食い止めればいいのか。EUが進める「森林破壊フリー」に対応する企業や、大規模な植林プロジェクトを取材。桑子キャスターがアフリカから、“負の連鎖”を断ち切る闘いの最前線を伝える。

みんなのコメント(3件)

提言
祥子
20代 女性
2023年12月20日
小説に命を刻んだ ~山崎豊子 最期の日々~
個人的には、2013年11月19日に放送されたこの番組が大好きで、番組30周年と国民作家の没後10周年に再放送されることを願っている。
感想
Grawright
60代 男性
2023年12月15日
国谷裕子さんのクローズアップ現代は大人気だった。私も毎回興味深々で見逃した時は残念に、思ったものだ。
感想
ほっ
男性
2023年12月14日
なつかしいです。日本も世界のあまりのおぞましさに日々の生きる力を失いかけている時に、国谷さんが出演されるというのは、一服のカンフル剤となるのではと思います。信頼できるキャスター、つまり一緒にものごとを考えていく道筋をつけてくれる報道人の再登場に期待したいと思います。