脚に不快を感じて眠れない!むずむず脚症候群の原因と4つの特徴

更新日

むずむず脚症候群とは

むずむず脚症候群とは

脚がむずむずする不快感のせいで起こる睡眠障害のことを、睡眠障害国際分類では、睡眠関連運動障害という項目のなかのレストレスレッグス症候群としていますが、一般的には「むずむず脚症候群」と呼ばれています。
むずむず脚症候群の症状で最も多いのが、脚がムズムズする、脚を虫がはうといった脚の不快感です。患者さんによっては、脚が熱い、ほてるといった症状、さらには痛みや冷えといった症状を訴える方もいます。
これらの症状は、夕方から夜に起こることが多いため、なかなか寝つけなかったり、睡眠中に何度も目が覚めてしまったりします。

むずむず脚症候群を発症しやすい人

むずむず脚症候群を発症しやすい人

むずむず脚症候群は、どの年齢でも発症します。特に多く見られるのは60歳から70歳の高齢者や女性です。女性は男性の1.5倍から2倍多くなっています。患者さんのおよそ半分程度に、家族歴があります。45歳以下の若年性の発症は家族内発症が多いと考えられています。
むずむず脚症候群の原因の一つとされているのが遺伝で、患者さんのおよそ半分に遺伝が関係するといわれています。また、鉄分不足も原因とされています。健康な人の場合は、脳内の神経細胞どうしでドパミンという神経伝達物質の受け渡しが行われているため、手や脚からの不要な刺激が脳に伝わりません。一方、むずむず脚症候群のある人は、鉄分不足によって神経伝達物質の受け渡しがうまくいかないため、刺激に対して敏感になり、むずむず脚症候群が発症すると考えられています。

むずむず脚症候群のサイン

むずむず脚症候群のサイン

多くの患者さんには、次の4つの特徴が該当します。
1つめは脚の不快感。寝ているときの異常感覚、脚を動かしたいという強い欲求が起きる。2つめは症状が夕方から夜にかけて強まること。3つめは脚を動かすことで不快感が軽減したり、消える。4つめは、動かないときに症状が強まることです。
また、睡眠中の比較的眠りの浅いときに一定の間隔で脚などが勝手に動く周期性四肢運動障害もむずむず脚症候群のサインになります。