5月21日(金)に
「やまコレ 感染しても安心して暮らせる山形へ」を放送しました。
視聴者の皆さんからは、放送前から特設サイトを通じて、さまざまなご意見をお寄せいただきました。
感染者が増えたことは心配ですが、私としては感染経路がいつも気になります。県外に行ったのなら県外で感染したんだろう…とそれはそれで安心します。そういった経路がわからない市中感染ならば、はっきりそう言ってほしいのです。
感染者に対する批判的な報道のしかたに疑問を感じています。どれだけ気を付けていても罹(かか)るときは罹るものであって、誰が罹ってもおかしくないにも関わらず、犯罪者のように報道するのは間違っていると思います。感染者の居住地や職業、行動歴などの情報は、「感染拡大防止」のために本当に必要な情報なのでしょうか。
クラスターが起こってしまったお店や企業、施設などを守るよう働きかけをお願いします。私自身も何か役に立つことを考えていきます。『今こそメディアの力を』県民一丸となって乗り越える
感染した人へのひぼう中傷や厳しい追及はどうしてやまないのか。こうした状況を変えていくために私たち1人ひとりに何ができるのか。
このような問題意識のもと、番組では県民の方々とNHK山形の金子峻アナウンサー、小林桃子記者が参加し、座談会を実施。
金子俊アナウンサー(NHK山形)
小林桃子記者(NHK山形)
参加された方々からは、
〈感染に対する不安な気持ちが、感染した人に対するひぼう中傷や厳しい追及につながってしまうのかもしれない〉
〈こうした不安を、感染した人への思いやりに変えていくことはできないか〉
といった意見が挙がりました。
そして、番組の最後に、「自分に何ができるか」を考えました。
放送後、視聴者の方からも、
「逆の立場で考え、行動する」ことが大事。「もし自分が、家族がコロナに感染したら」と思えば、よくわかると思います
といったご意見をいただきました。
番組は、下記の日時に【全国放送】を予定しています。
【6月15日(火) 総合 午前10:15~10:42】
(※放送予定は変更になる場合があります)
1人でも多くの方が、この問題を自分事として考えるきっかけになればと思っています。ぜひご覧ください。
NHK山形放送局では、今後も、「安心して暮らせる地域」をつくるために視聴者の皆さんとともに考えていきます。
皆さんの声を投稿フォームからお寄せください。
山形局制作 | 投稿時間:18:26