徳島 阿波古代米 白米に”ちょい足し”で味も栄養価もアップ!
- 2023年11月16日
徳島で生産されている阿波古代米!
古代米とは、昔の米の特徴を色濃く残すお米のこと。
阿波古代米を育てる鳴門市の田んぼや古代米のケーキを作っている洋菓子店で
おいしさの秘密や味を岡田理紗キャスターが調査!
阿波古代米はどんなお米?
それぞれ異なる色素をもつ米で色ごとに成分も違います。
・緑の米はクロロフィル
・黒い米はアントシアニン(ポリフェノールの一種)
・赤い米はタンニン
玄米自体がビタミンやミネラルが豊富で
食物繊維は白米に比べると8倍あるといわれています。
しかし、栽培には古代米ならではの苦労があるんです。
貴重な古代米、育て方の苦労とは?
お米を栽培して50年!足原 久志さんを訪ねると…
現代の稲と同じように育てられますか?
基本は同じですね。
ただ、穂の長さがかなり違いますね!
古代米は穂の長さが短いので、
普通のお米に比べて収穫量は半分になってしまうんです。
足原さんは、地元産の阿波古代米により付加価値をつけたいと乾燥方法を工夫しています。
田んぼに組んだ枠に束ねた稲をかけて乾燥させる“はぜかけ”という作業。
機械で乾燥させれば1日で済むところを、
10日から2週間かけてじっくり乾燥させます。
天日に当ててじっくり乾燥させると味はどうなりますか?
米自体の甘みが増します。
おいしいので、多くの人に食べてほしいです。
阿波古代米のおいしい食べ方!
阿波古代米の栽培や販売を手がける楠本 隆志さんに
おいしい食べ方を教えてもらいました!
いつも炊いている白米に古代米をちょい足しするだけで、
味も栄養価もグレードアップします!
ここでポイント!
古代米で色のついた水も捨てずに加えます。
栄養がすごくわき出している状態になっています。
そのため捨てないで一緒にこの中に入れて炊きます。
あとはいつもの水加減で炊くと…
やさしい甘さとプチプチとした食感が印象的でした。
手軽に味と栄養価がアップするのがいいですね!
女性に人気の古代米のケーキ!
古代米のスイーツもあると聞き、徳島市の洋菓子店を訪ねると…
しっとりしていて、かんでいくとモチモチ感が!
上品な甘さが口の中いっぱいに広がります。
洋菓子店の岡本 真理さんにお話を聞くと…
古代米は甘みがありますので、砂糖をおさえて作っています。
ヘルシーなので女性に人気ですね。
ご飯・スイーツ・お酒などいろんな味わい方ができる阿波古代米!
とれる量も場所も少ないので値段はお高め。
楠本さんは、食感を楽しむためにも白米に混ぜて食べるのがおすすめだということです。
鳴門市の物産館やインターネットで購入できます。