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渋滞に備えるには? 5類移行後初の年末年始を前に

日本道路交通情報センター・高松センターに聞く!
  • 2023年11月29日

まもなく迎える、新型コロナの5類移行後初めての年末年始。四国の高速道路でも渋滞が予想されています。渋滞を避け、楽しい帰省や旅行にするために、情報の入手方法や備えておいた方が良いことを、日本道路交通情報センター・高松センターの山本昇三さんに聞きました。

年末年始の渋滞予測は?

西日本高速道路が発表した四国の高速道路の渋滞予測では、12月28日から2024年1月4日の間に松山自動車道上り線の袋口トンネル付近で▽1月2日に最大で10キロ▽1月3日に最大で5キロの渋滞が発生するとしています。

本州四国連絡高速道路が発表した予測では、徳島と兵庫を結ぶ神戸淡路鳴門自動車道の上り線で、1月2日と3日に、舞子トンネル出口付近や淡路インターチェンジ付近などを先頭に、およそ5キロから15キロの渋滞があわせて6回発生するとしています。

愛媛と広島を結ぶ西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」では、1月2日と3日に、それぞれおよそ5キロの渋滞が発生すると見込んでいます。

香川と岡山を結ぶ瀬戸中央自動車道で、5キロ以上の渋滞は予測されていません

高速道路各社は、▽渋滞が予想される日や時間帯を避けて移動するほか、渋滞を緩和するため▽のぼり坂にさしかかる時には速度を落としすぎないよう注意することや、▽車間距離を詰めすぎないよう呼びかけています。
(11月29日時点の情報です)

交通情報センターに聞く!情報の入手方法や備えは?

日本道路交通情報センター・高松センターの山本昇三さんに聞きました。
まず、巻き込まれないためのポイントは?

事前に情報をチェックして渋滞を避けることが一番大事です。渋滞予測は、日本道路交通情報センターや高速道路各社のホームページでみることができます。
ラジオでも放送しています。NHKラジオ第1では、平日は午前・午後あわせて4回、土曜日は午前の1回、高松センターから放送しています。
また、電話での案内もあります。お問い合わせの番号は 050-3369-6637 で、携帯電話からは #8011 でもお聞きいただけます。
場合によっては出発の日時や通るルートを変更することも検討してください。

車に乗って出発するときに気を付けておいた方がいいことはありますか?

渋滞によって予定通りにサービスエリアに到着できなかったり、駐車場が満車で入れなかったりする可能性があります。休憩は早め早めに取りましょう。飲み物などを多めに準備しておくのもよいかもしれません。

携帯トイレや、子ども連れの場合は子ども用のグッズを準備しておく必要がありそうです。
渋滞に巻き込まれてしまったときには何に注意したらいいでしょうか?

渋滞の中では追突事故が起きやすくなります。特にこの時期の渋滞は、少し動いては止まり、また動いては止まることを繰り返すような状況も多く、注意力が散漫になりがちです。十分お気を付けください。
渋滞の後ろでスピードを落としたり止まったりするときは、ハザードランプを点灯して後続の車に合図をしましょう。あらかじめ十分な車間距離を取ることも大切です。

最後にお出かけを予定している皆さんにメッセージをお願いします。

新型コロナの5類移行後初めての年末年始で、激しい渋滞が予想されています。どうぞ時間に余裕をもって出発なさってください。
遠出をなさる方や山間部を通る方は、雪や凍結に備えてタイヤチェーンなどの準備も忘れないようになさってください。

  • 五味哲太

    高松放送局アナウンサー

    五味哲太

    2020年から「ゆう6かがわ」のキャスターを担当

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