いま旬「香川を味わう 月見だんご」
- 2023年10月16日
今年のお月見に合わせて、県内の和菓子店が様々な月見だんごを作りました。
香川らしさを感じるだんごを取材しました。
香川の食材を使っただんご
県内9つの和菓子店が手がけた月見だんごです。
香川特産の食材がふんだんに使われています。
例えば、ダイシモチ麦や、和三盆、希少糖、オリーブオイルなどです。
この取り組みは、「かがわの食Happyプロジェクト」の一環として行われました。
香川県が主体となって地域の食材を県内外に広げようとするプロジェクトです。
この県のプロジェクトに、今回は和菓子店が協力しました。
おいでまいを使っただんご
その中の1つ、丸亀市で50年以上続く菓子店が作っただんごです。
希少糖などで味付けした、小豆と芋のあんこを、香川県のオリジナル品種の米「おいでまい」を使った生地と組み合わせています。
一般的な月見だんごの生地はお米を粉にしたものから作りますが、この菓子店ではおはぎのように米の粒を残したものも使っています。
2種類の生地を作ることで、「おいでまい」の甘みや米の食感を感じて欲しいと考えました。
中秋の名月にお月見イベント
和菓子店が工夫をこらしたお月見だんごを多くの人に食べてもらいたいと、
中秋の名月の9月29日に高松市内の玉藻公園でお月見のイベントを開催しました。
事前予約は完売し、およそ200人が会場に集まりました。
みなさんだんごの写真を撮ったり、食べて味に驚いたりしていました。
だんごを食べた方は「地域色が出ていてよかった」などと話していました。
だんごを作った和菓子店も、今回のイベントに手ごたえを感じており、「これからも県内外に地元の食材の魅力をアピールしていきたい」と話していました。
※なお掲載している情報は放送当時のものです。