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神奈川県知事選挙など ひとくちメモ「コロナ感染」「郵便投票」

なぎさとカモメさんがお伝えします
  • 2023年03月31日

シリーズでお伝えしている「統一地方選ひとくちメモ」。
きょうは、「コロナに感染しても投票できる?」と身体に重い障害がある人などの「郵便投票」です。
なぎさとカモメさんがお伝えします。

コロナに感染したら?

なぎさ

新型コロナに感染したらどうしたらいいんだろう?

カモメ

感染して外出自粛が要請されても「郵便投票」の制度があるんだ

新型コロナウイルスは、感染症法上の位置づけが5月から引き下げられますが、統一地方選挙が行われる3月から4月に感染した場合には、引き続き、外出自粛が要請されます。
では、自粛期間中の投票はどうしたらよいのか、そんなとき利用できるのが「郵便投票」の制度です。
おととし(R3)6月から、新型コロナに感染し、外出自粛要請を受けてホテルや自宅などで療養している人でも郵便での投票ができるようになりました。

郵便投票をするには?

なぎさ

郵便投票をするにはどうしたらいいの?

カモメ

ホームページからダウンロードするなどして投票用紙の請求書を入手するんだ

郵便投票をするには、▼まず、選挙管理委員会のホームページからダウンロードするなどして投票用紙の請求書を入手。
▼そして、家族に頼むなどして、投票日の4日前までに選挙管理委員会に郵送します。
▼投票用紙が送られてきたら、投票先を記入して期限までに送り返せば投票は完了です。
一方、患者の濃厚接触者は郵便投票の対象ではなく、投票所での投票となります。
総務省によりますと、去年7月の参議院選挙では新型コロナウイルスの関連で全国で1832人が郵便投票を行ったということです。 

障害のある人は?

なぎさ

身体に重い障害のある人などはどうしたらいいの?

カモメ

投票所へ行くことが難しい場合には郵便で投票できるケースもあるんだ

また、身体に重い障害がある人などの「郵便投票」についてです。
重い障害などがあり投票所へ行くことが難しい場合には郵便で投票できるケースもあります。
対象は「身体障害者手帳」か「戦傷病者手帳」を持っている人のうち障害の程度が重い人、それに、介護保険の「要介護5」の人です。 

投票用紙をもらうには?

なぎさ

投票用紙はどこでもらえるのかな?

カモメ

住んでいる自治体の選挙管理委員会に届け出が必要だぞ

投票用紙をもらうには、前もって「郵便等投票証明書」をもらう必要があります。
お住まいの自治体の選挙管理委員会に、申請の紙と、障害者手帳の写しなどを届け出てください。
証明書があれば、投票日の4日前までに選挙管理委員会に申し込んで、投票用紙と専用の封筒をもらいます。
投票用紙が届いたら記入して、封筒に入れて選挙管理委員会に送り返します。
視覚の障害などで自分で記入することが難しい人は、あらかじめ選挙管理委員会に届け出た人に代わりに書いてもらうことができます。
ただし、代筆が認められるケースは障害の等級によって決まっています。
郵便投票をめぐっては、障害のある人などから「対象を広げてほしい」という声もあります。

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