芸術の秋!
首都圏ネットワークでは、11月6日(月)から10日(金)の5日間、“埼玉発!芸術が街を変える”と題して埼玉県内の「芸術」の話題をお伝えしています。
7日(火)の「おかえり天気」では、埼玉県内で唯一、書道科がある埼玉県立大宮光陵高校の生徒に出演してもらいました。
さいたま市西区にある埼玉県立大宮光陵高校は、県内唯一の書道科があります。「おかえり天気」中継では、書道科の生徒11人に素敵な作品を見せてもらいました。
上の写真は書道科の時間割。ピンクで塗られた授業では、書道に関わる内容を学びます。全体の約3分の1を占めています。
生徒の皆さんに聞いてみました。
特に注目したいのが「「篆刻(てんこく)」という授業です。どんな授業なのですか?
上の写真のように印を彫ります。
よく見ると3㎝ほどで小さいですが、どれくらいの時間がかかりますか?
約3時間ほどで彫り終わります。
高校では和紙についても学んでいます。
楮(こうぞ)と呼ばれる植物の皮をはいで、和紙に加工するまでの流れを体験できます。
書道を教えて欲しいと、数年前に地元の中学校から依頼を受け、毎年12月には書き初めの指導を行なっています。
きれいな書き方だけではなく、書道の楽しさを伝える貴重な体験です。
中継の準備の合間に、書道の好きなところや将来目指すことを聞いてみました。
書道は嫌なことを忘れて集中して書くことができるところが好きです。将来は書道科で学んだことを生かしたいです。
将来は書道の先生になりたいです。書道の好きなところは、手書きなので一人一人の個性が出るところです。
今回のおかえり天気は、11月14日の午後7時までNHKプラスでお楽しみいただけます。