町の魅力を再発見!
埼玉県小川町は古くから和紙や酒造などの伝統産業で栄えました。11月3日(金・祝)には、町の魅力を伝えようと、商工会が中心となって「小川町商工祭」というイベントが開催されます。
10月30日、首都圏ネットワークの「おかえり天気」では、商工祭について紹介しました。
小川町商工祭は、地域の商工業者が連携して製品の展示・販売を行うことで、地域の人々との交流を通じ、町の魅力を知ってもらうことや、地場産業を振興させることを目的に開催されています。ことしは、11月3日(金・祝)に小川町役場前広場をメイン会場として開催されます。
「おかえり天気」中継には、運営を行う小川町商工会の松岡良治会長から、イベントで出品される製品の一部を紹介してもらいました。
小川町は1300年近く続く和紙の産地として大変有名です。出品される「のし袋」や「ミニポーチ」は小川町の和紙でつくられたものです。
地酒も長くつくられてきた小川町の伝統のもので、当日は試飲もできます。鬼瓦については、全国で職人が少なくなっている中、今も小川町でつくり続けられています。
町内に工場を持つ自動車メーカーのブースでは、ダンボールを使ったモノづくりが体験できます。切れ目の入ったダンボールからパーツを外して組み立て接着剤でとめます。自動車メーカーの神戸克之さんに、体験の内容とねらいを聞きました。
こちらのダンボールから何がつくれるのですか?
こちらにあるようなロボットやワゴン車をつくることができます。
少し難しいのではないですか?
こちらは小学生を対象としていますが、ダンボールから切り抜いたり折り曲げたり、接着剤をつけて組み立てていくのを、私たちと一緒に行います。1時間30分くらいでつくることができます。当日は完成品をプレゼントしますので、ぜひ多くの小学生にモノづくりの楽しさを体験してもらいたいです。
このほかに、地元飲食店などの販売コーナーもあります。
今回のおかえり天気は、11月6日の午後7時までNHKプラスでお楽しみいただけます。