「バタースカッチ」と「ヨーグルトスカッチ」の2種類の味で、50年あまり前に販売を開始したキャンディー、「チェルシー」。
大手食品メーカーの「明治」は、3月中にも販売を終了することを決めました。
SNSでは、「ずっとある物だと思ってた」とか「ちっさい頃良く買ってもらってたのに。なんか残念」などと販売終了を惜しむ投稿が寄せられています。
会社は、「長年、ご愛顧いただいたことに感謝を申し上げます」としています。
1971年に販売を開始したキャンディー、「チェルシー」について、「明治」は収益性の低下を理由に3月中にも販売を終了することを決めました。
SNSでは、販売終了を惜しむ投稿が寄せられています。
「チェルシー」は、スコットランドの伝統のお菓子を参考に開発されたキャンディーです。
味は、「バタースカッチ」と「ヨーグルトスカッチ」の2種類で1971年に販売を開始しました。
その後、味の種類は増えて会社によりますと2002年度にはおよそ25億円を売り上げていました。
しかし、市場環境や顧客ニーズの変化で、2022年度の売り上げはおよそ5億円と5分の1にまで落ち込んでいたということです。
このため、会社は収益性の低下を理由に販売を在庫がなくなり次第、3月中にも終了することを決めました。
生産は2月末に終えているということです。
会社は、「長年、ご愛顧いただいたことに感謝を申し上げます。ファンの皆さんには販売終了となり、申し訳ございません」としています。