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「チェルシー」明治のキャンディー販売終了へ “両親に買ってもらった思い出”“ずっとある物だと…”

  • 2024年3月6日

「バタースカッチ」と「ヨーグルトスカッチ」の2種類の味で、50年あまり前に販売を開始したキャンディー、「チェルシー」。

大手食品メーカーの「明治」は、3月中にも販売を終了することを決めました。

SNSでは、「ずっとある物だと思ってた」とか「ちっさい頃良く買ってもらってたのに。なんか残念」などと販売終了を惜しむ投稿が寄せられています。

会社は、「長年、ご愛顧いただいたことに感謝を申し上げます」としています。

半世紀余りの歴史に幕 SNSには

1971年に販売を開始したキャンディー、「チェルシー」について、「明治」は収益性の低下を理由に3月中にも販売を終了することを決めました。

SNSでは、販売終了を惜しむ投稿が寄せられています。

チェルシーは定番商品、ずっとある物だと思ってた。バタースカッチが好きでした。
ちっさい頃良く買ってもらってたのに。なんか残念。
遠足のおやつに買いたくて、でも買っちゃうと他のおやつがあんまり買えなくなっちゃうし…って悩んだ思い出も。両親に買ってもらった思い出も。
昨日、スーパー行ったけど、チェルシー全て売り切れてた(涙)二度と味わうことのないまま、お別れです。さよなら、チェルシー。

スコットランド伝統のお菓子参考に

「チェルシー」は、スコットランドの伝統のお菓子を参考に開発されたキャンディーです。

味は、「バタースカッチ」と「ヨーグルトスカッチ」の2種類で1971年に販売を開始しました。

その後、味の種類は増えて会社によりますと2002年度にはおよそ25億円を売り上げていました。

しかし、市場環境や顧客ニーズの変化で、2022年度の売り上げはおよそ5億円と5分の1にまで落ち込んでいたということです。

このため、会社は収益性の低下を理由に販売を在庫がなくなり次第、3月中にも終了することを決めました。

生産は2月末に終えているということです。

会社は、「長年、ご愛顧いただいたことに感謝を申し上げます。ファンの皆さんには販売終了となり、申し訳ございません」としています。

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