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インフルエンザの感染者数 全国やや増加 千葉 埼玉 神奈川 東京 栃木 茨城 群馬の流行状況は?

  • 2024年2月2日

インフルエンザの流行状況です。

全国の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、1月28日までの1週間で1医療機関あたり19.20人と、前の週からやや増加しました。
福岡県と沖縄県は「警報レベル」とされる30人を超えています。

関東地方は、千葉県が26.35人、埼玉県が24.28人、神奈川県が21.54人、東京都が18.53人、栃木県が16.46人、茨城県が14.97人、群馬県が14.53人となっています。

全国の流行状況

国立感染症研究所などによりますと、1月28日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は9万4694人で、1医療機関あたりでは19.20人となり、前の週よりも1.48人増えました。

このデータをもとに推計されるこの1週間の全国の患者数はおよそ62万7000人となり、去年9月4日以降の今シーズンの累積の患者数はおよそ1284万4000人と推計されています。

1医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ますと、福岡県が最も多く34.89人、沖縄県が31.83人で、この2つの県は「警報レベル」とされる30人を超えています。

このほか、宮崎県が29.86人、千葉県が26.35人、愛知県は24.68人、大阪府は23.81人、東京都は18.53人などと、40の都府県で「注意報レベル」とされる10人を超えています。

また、国立感染症研究所のまとめによりますと、直近5週間のウイルスの分析結果では、インフルエンザのA型がおよそ8割を占め、B型がおよそ2割だったということです。

感染症に詳しい東邦大学の舘田一博 教授
「全国的には微増だが、地域によっては30人を超えるところもあり、引き続き注意が必要だ。インフルエンザは通常、1月後半から2月のはじめにかけてピークを迎えて、流行の後半にはB型が増えてくる。そろそろ減少に転じるのかまだ増加が見られるのか、注意しなければいけない」

関東地方の流行状況は

関東地方は、千葉県が26.35人、埼玉県が24.28人、神奈川県が21.54人、東京都が18.53人、栃木県が16.46人、茨城県が14.97人、群馬県が14.53人となっています。

関東地方の状況
▼千葉県 26.35人(前週24.54人)
▼埼玉県 24.28人(前週22.56人)
▼神奈川県 21.54人(前週18.71人)
▼東京都 18.53人(前週16.24人)
▼栃木県 16.46人 (前週18.26人)
▼茨城県 14.97人(前週18.22人)
▼群馬県 14.53人(前週14.42人)
※カッコ内の数字は、前週発表時のもの。

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