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  • 2024年2月2日

コロナ定点把握 感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉~1月28日

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【1月22日~1月28日】 
新型コロナの定点把握による感染者数について、1月28日までの1週間の状況です。全国では40都道府県で前の週よりも増加しています。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県では、いずれも1医療機関あたりの新たな感染者数が10人を超えました。感染状況や専門家の見方をまとめました。 
(発表時点の感染者数です)【更新 2月2日】

全国 前週比1.22倍

厚生労働省によりますと1月28日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1万3339人増えて7万3607人となりました。 
また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は14.93人で前の週の1.22倍となりました。前の週から増加が続くのは10週連続となります。

都道府県別では多い順に、福島県が23.94人、愛知県が21.24人、茨城県が21.15人、栃木県が21.01人、長野県が21.01人などとなっていて、40の都道府県で前の週より増加しています。

厚生労働省 
「特に若い年代で感染者の増加が目立っている。冬休みが終わり学校が再開したことも要因として考えられるので、学校での感染対策などを引き続き徹底して欲しい」

東京都 前週比1.35倍

都庁で2月1日、感染症対策の会議が開かれ、1月28日までの1週間の状況が報告されました。それによりますと、都内の新型コロナの感染者は、1医療機関あたり11.27人で、前の週の1.35倍になりました。入院患者数は1月29日の時点で、あわせて1599人と前の週と比べて横ばいでした。

専門家は、「感染は10代以下や40代の増加が顕著で、コロナ以外の医療需要もあり医療提供体制への影響が出ている」として場面に応じたマスクの着用やせっけんでの手洗いなど感染対策を改めて呼びかけました。

一方、東京都は、新型コロナの対応で独自に取り組んできた発熱などの相談センターや高齢者等医療支援型施設を3月で終了することを明らかにしました。一方、ワクチンの副反応の相談や、コロナの後遺症対策などは当面、続けていくとしています。

神奈川県 11週連続で増加

神奈川県は新型コロナウイルスの定点把握による感染状況を公表しました。県によりますと、1月28日までの1週間は、県内の365の医療機関から4948人の新規感染者の報告があり、1医療機関あたりの平均は13.56人で、11週連続で増加しました。

埼玉県 前週比1.3倍以上

埼玉県内の感染症について、県は31日、1月28日までの1週間の1医療機関あたりの感染者数を公表しました。それによりますと、新型コロナは19.16人で前の週の1.3倍以上と大きく増えていて、10週連続で増加しています。

埼玉県は、新型コロナについて、15歳未満の患者が特に大きく増加しているとして、引き続き、手洗いや咳エチケットなどの基本的な感染対策とともに、子どもの体調がすぐれない時には医療機関に電話で相談し、早めに受診するよう呼びかけています。

(埼玉県は前週の段階では14.50人としていましたが、再集計して14.39人としています)

千葉県 前週比30%増加

千葉県は、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表しました。1月28日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は20.88人で前の週の16.03人と比べておよそ30%増加しました。

年代別では10歳未満が最も多く、次いで10代、40代などとなっています。

感染状況や注意点 専門家は

感染症に詳しい東邦大学の舘田一博教授に新型コロナの流行状況や注意点などについて聞きました。

〇感染状況 入院が増加 
定点あたりの感染者数では、爆発的な増加が見られる状況ではないが、入院患者が増えていることには注意しないといけない。入院患者は、多くが80歳以上の高齢者だと報告されている。高齢者は新型コロナに感染するともともとの基礎疾患が悪化して重症化するリスクも高いので、注意する必要がある。検査を受ける人の数が減っているため報告されているのは氷山の一角で、見かけ上の感染者数よりもさらに多くの感染者数が存在することを考えておかないといけない。

〇変異ウイルス「JN.1」 
東京都のデータでは現在、「JN.1」と呼ばれる変異ウイルスが58%くらいで優勢になっているが、このウイルスはオミクロン株の一種で、いま使っているワクチンも有効だし、利用できる治療薬もある。慌てることなく、ワクチンを最後に接種してから時間のたっている人で、重症化リスクの高い人はもう一度接種することを検討してほしい。少し様子がおかしいなと思うときには早めに医療機関を受診してほしい。

〇感染対策 
これ以上、感染を広げないために基本的な感染対策を徹底してもらいたい。満員電車のように距離を保てない場所ではマスクを使い、換気も行って欲しい。そして、症状がある場合は、新型コロナかもしれないし、インフルエンザかもしれないので、無理をしないで自宅で過ごしていただくことが重要だ。

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