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コロナ定点把握感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉~10月29日

  • 2023年11月6日

【10月23日~29日】新型コロナの定点把握による感染者数について、10月29日までの1週間の状況です。1つの医療機関あたりの平均の患者数について関東地方の1都3県では東京都と神奈川県は2人を、埼玉県と千葉県も3人を下回りました。全国では35都道府県で前の週よりも減少しました。感染状況や推移を図表でまとめました。
(発表時点の感染者数です)

全国 8週連続で減少

厚生労働省によりますと10月29日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から1950人減って1万4125人となりました。
また、1つの医療機関あたりの平均の患者数は2.86人で前の週の0.88倍となりました。前の週から減少が続くのは8週連続となります。

都道府県別では多い順に、北海道が7.08人、長野県が6.39人、山梨県が4.56人、石川県が4.38人、愛媛県が4.3人などとなっていて、35の都府県で前の週より減少しています。

厚生労働省
「8週連続で減少しているが、これまで冬になると、コロナの感染は拡大する傾向にある。引き続き、感染対策は徹底してほしい」

東京都 8週連続で減少

東京都内の感染症について都は2日、10月29日までの1週間の動向を公表しました。それによりますと、1医療機関あたりの感染者数は、新型コロナは1.84人で、8週続けて減少しています。
都は、換気や場面に応じたマスクの着用、せっけんでの手洗いなどの感染対策を呼びかけています。

神奈川県 2週連続で最少を更新

神奈川県によりますと、10月29日までの1週間は県内362の医療機関から604人の新規感染者の報告があり、1医療機関あたりの平均は1.67人と7週連続で減少しました。
新型コロナの感染者数は、5月8日から定点把握に変わっていて、今週の発表分は先週に続き、2週連続で最少を更新しました。

埼玉県 5類移行後で最少

埼玉県が11月1日に発表した新型コロナの感染状況によりますと、10月29日までの1週間に261の医療機関から報告のあった新たな感染者の数は727人でした。1医療機関あたりでは2.79人で、3.35人だった前の週と比べて0.56人減り、7週連続で減少しました。

また、ことし5月に感染者数の発表が定点把握になってから、もっとも少なくなっています。

世代別にみると、10代が121人と最も多く、次いで10歳未満が102人、40代が86人、30代が82人などとなっています。

千葉県 前週比24%減

千葉県は、新型コロナウイルスの「定点把握」による感染状況を発表しました。10月29日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数は2.35人で前の週の3.11人と比べ24%減少しました。

年代別では10代が最も多く、次いで10歳未満、40代、50代となっています。

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