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子どものけがや事故 対策と応急処置のポイントは?日本小児科学会が公開

  • 2023年8月14日

子どもが「熱中症」になったら?「やけど」をしたら?何かを誤って飲み込んでしまったら?

こうしたケースが起きた場合に備えて、日本小児科学会は、子どもの成長にあわせて生活の中でけがや事故が起きやすい場面ごとに対策や応急処置のポイントなどを保護者向けにまとめ、ウェブサイトで公開しています。

日本小児科学会小児救急・集中治療委員会の神薗淳司副委員長は「救急車を呼ぶ前にできることが簡潔に書かれているので、ぜひ参考にして欲しい」と話していました。

生活の中でけがや事故が起きやすい場面ごとに

日本小児科学会では子どもがけがをした際などの対応や予防に役立つ情報をまとめ、ウェブサイトで公開しました。

この中では、子どもの成長にあわせて生活の中でけがや事故が起きやすい場面ごとに「ころんだ」や「何かを飲み込んだ」など18の項目が挙げられていて、それぞれ応急処置の方法や救急車を呼ぶ必要がある状況などを紹介しているほか、予防策についてもイラストを交えて分かりやすく解説しています。

熱中症について

このうち「熱中症」については、どんな場所で子どもが熱中症になりやすいかや、熱中症になった場合に首や脇の下、太ももの付け根など太い血管のあるところを冷やすなどの対処方法が具体的に分かるようになっています。

幼い子どもの誤飲について

また、幼い子どもの誤飲について、飲み込んだ異物の種類ごとに水を飲ませていいかどうかや危険度などの情報がすぐに分かるように一覧にまとめられています。

日本小児科学会小児救急・集中治療委員会 神薗淳司 副委員長
「命を落とす子どもを減らすことを目標に予防できるけがや事故、18項目をしっかりと載せた。病院に行く前、救急車を呼ぶ前にできることが簡潔に書かれているので、ぜひ参考にして欲しい」

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