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【詳細】高校野球 東東京大会 共栄学園が東亜学園 を破り甲子園初出場 これまでの戦いは?

  • 2023年7月30日

 

夏の全国高校野球の東東京大会の決勝は共栄学園(葛飾区)と東亜学園(中野区)が対戦。共栄学園が春夏通じて初めての甲子園出場を決めました。準々決勝以降の試合結果や、それまでの共栄学園の試合結果もまとめています。

東東京大会 準決勝までの結果

〇準決勝

    |123|456|789 |計
岩倉  |000|000|022 |4
共栄学園|000|000|023X|

    |123|456|789| 計
東亜学園|000|031|330|10
城西  |000|100|300| 4


〇準々決勝

    |123|456|78 |計
修徳  |100|000|00 |1
岩倉  |100|101|05X|8
※8回コールド

    |123|456| 計
共栄学園|170|003|11
文京  |000|000| 0
※6回コールド

    |123|456|78 |計
実践学園|001|010|00 |2
城西  |111|121|02X|9
※8回コールド

    |123|456|789|計
東亜学園|100|000|013|
日大豊山|010|010|001|3
 

〇5回戦
    |123|456|789|計
城東  |100|001|000|2
共栄学園|020|020|00X|

〇4回戦
    |123|456|789|計
新宿  |010|000|001|2
共栄学園|110|100|04X|

〇3回戦
    |123|456|789|計
青山  |030|000|000|3
共栄学園|000|102|01X|
 

東東京大会 決勝

夏の全国高校野球 東東京大会の決勝は、準決勝で岩倉をサヨナラで破った共栄学園と、城西を破った東亜学園が対戦。終盤まで両チームの激しい攻防が繰り広げられました。

試合経過詳細 1回 点の取り合いに

〇1回表 共栄学園の攻撃

先発投手 東亜学園…三浦

1番笹本 レフトオーバーのツーベースヒット。
     先制点のチャンス。
2番牟田口 フォアボール。ランナー1、2塁。
3番横田 レフト前ヒットで先制。
4番菊池 サードゴロでダブルプレー。
     ツーアウトランナー2塁。
5番前田 1塁線を抜けるツーベースヒットで追加点。
     2点目。

6番早川 ピッチャーゴロ。
     この回、共栄学園2点先制。

〇1回ウラ 東亜学園の攻撃

先発投手 共栄学園…田嶋

1番毛利 ショートゴロ。
2番笹本 フォアボール。
3番荒居 1塁ランナーが盗塁成功。三振。
     ツーアウトランナー2塁。
4番倉持 フォアボール。ランナー1、2塁。
5番三浦 フルカウントからレフト前にタイムリーヒット。
     1点返す。

6番松本 ファーストへのファールフライでスリーアウト。

2回 両チーム無得点

〇2回表 共栄学園の攻撃

7番上村 ショートゴロ。
8番髙橋 セカンドゴロ。
9番田嶋 ショートゴロで三者凡退

〇2回ウラ 東亜学園の攻撃

7番中村 三振
8番米谷 サードゴロ。
9番佐藤 レフト前ヒット。
     ツーアウトランナー1塁。
1番毛利の打席で佐藤が盗塁を試みるも失敗。スリーアウト。

3回 共栄学園が1点追加

〇3回表 共栄学園の攻撃

1番笹本 ショートへの内野安打。
2番牟田口 笹本、盗塁失敗。牟田口はライト前にヒット。
     ワンアウトランナー1塁。
3番横田 サードへ強い当たり。
     相手のエラーでワンアウトランナー2、3塁。
4番菊池 レフトへの犠牲フライで3点目
     ツーアウト2塁。
5番前田 レフト前ヒット。ランナー1、3塁。
6番早川 内野ゴロ。
     この回、共栄学園は1点追加。

〇3回ウラ 東亜学園の攻撃

1番毛利 センターフライ。
2番笹本 セカンドゴロ
3番荒居 フォアボール。
     ツーアウトランナー1塁。
4番倉持 荒居が盗塁成功。
     チャンス広がり、倉持はフォアボール。
     ツーアウトランナー1、2塁。
5番三浦 三振。

4回 共栄学園は継投へ 東亜学園逆転

〇4回表 共栄学園の攻撃

7番上村
8番髙橋 いずれもセンターフライ
9番田嶋 ショートゴロで三者凡退。

〇4回ウラ 東亜学園の攻撃

6番松本 ショートゴロ。
7番中村→代打内田 センター前ヒット
8番米谷 センター前ヒット。
     ワンアウト、ランナー1、2塁。

<共栄学園が投手交代 田嶋→首藤>

9番佐藤 ライトオーバーのツーベースヒット。
     ランナーそれぞれホームイン。
     同点。

1番毛利 デッドボール。ランナー1、2塁。

<共栄学園が再び投手交代 首藤→エース茂呂>

2番笹本 三振。ツーアウト
3番荒居 フォアボール。満塁

(テレビ解説の小倉全由さん)
「茂呂はボールとストライクがはっきりしています」

4番倉持 フォアボール。
     押し出しで1点追加で逆転。
なお満塁。
5番三浦 ショートゴロ。
     この回、東亜学園3点。逆転に成功。

5回 共栄学園同点に 東亜学園も継投へ

〇5回表 共栄学園の攻撃

1番笹本 ライトへヒット
2番牟田口 三振
3番横田 センターフライ。ツーアウトランナー1塁
4番菊池 ここで笹本が盗塁。
     レフトオーバーのツーベースヒットで同点
5番前田 ライト前ヒット。ランナー1、3塁。

<東亜学園が投手交代。三浦→大沢>

6番早川 1塁ランナー2塁進塁。三振。
     この回、共栄学園、同点に追いつく。

〇5回ウラ 東亜学園の攻撃
6番松本   三振
7番内田 ショートゴロ。ツーアウトランナーなし。
8番米谷 センター前ヒット。
9番佐藤、ピッチャーゴロでスリーアウト。

※クーリングタイムへ※

試合は後半へ 見どころは

TV解説の小倉全由さん(前日大三高監督)
「ここまでは、共栄学園の思い切りいいバッティング、東亜学園のしっかりした守備。両チームの良さが出ている」

「後半は、共栄学園の茂呂を東亜学園がどう打っていくか、共栄学園の思い切りいいバッティングが東亜学園の投手陣をどう打っていくかがポイント」

6回 共栄学園が勝ち越し

〇6回表 共栄学園の攻撃
7番上村→代打渡邊 スリーベースヒット。
8番髙橋 三振
9番茂呂 センター前にヒットで勝ち越し
1番笹本 三振。ツーアウトランナー1塁。
2番牟田口 センターフライでスリーアウト。

〇6回ウラ 東亜学園の攻撃
1番毛利 フォアボール。
2番笹本 送りバント。
     ワンアウトランナー2塁
3番荒居 三振
4番倉持 ショートへの内野安打。
     ツーアウトランナー1、3塁。
5番大沢 三振。

7回 両者ランナー出すも無得点

〇7回表 共栄学園の攻撃
3番横田 センターフライ。
4番菊池 フォアボール。
5番前田 サードゴロも守備が乱れ出塁。
     ワンアウトランナー1、2塁。
6番早川 サードゴロ。
     ツーアウトランナー1、2塁。
7番は6回から出場の打野 レフトフライで無得点。リード広げられず。

〇7回ウラ 東亜学園の攻撃
6番松本→代打大岸 ショートゴロ。
7番内田 レフト前ヒット。
8番米谷 ここでランナーが飛び出し、ランナーがアウトに。
     米谷はセカンドライナーでスリーアウト。

8回 粘る東亜学園が逆転

〇8回表 1点リードの共栄学園の攻撃
8番髙橋 三振
9番茂呂 ツーベースヒット。
     ワンアウト、ランナー2塁。
1番笹本 センターフライ。ツーアウト。
2番牟田口 三振。

〇8回ウラ、1点を追う東亜学園の攻撃
ベンチ前で円陣を組み声をあげる>

9番佐藤 センター前ヒット。
1番毛利 送りバント成功。
     ワンアウトランナー2塁。
2番笹本 フォアボール。ランナー1、2塁
3番荒居 デッドボール。ワンアウト満塁。
4番倉持 セカンドゴロ。
     相手守備のミスで2点奪い、逆転。
5番大沢 スクイズ外され3塁ランナーがアウトに。
     大沢はピッチャーゴロでスリーアウト。

9回 共栄学園 ツーアウトから再び逆転 初の甲子園へ 

〇9回表 共栄学園の攻撃
3番横田 レフト前ヒット
4番菊池 ライトフライ。
     ワンアウトランナー1塁。
5番前田 ファーストへのファールフライ。
     ツーアウトランナー1塁。
6番早川→代打清藤 デッドボール。
     ツーアウトランナー1、2塁。
7番打野 サードへのセーフティーバント。
     2塁ランナーが一気にホームへ。同点に。
8番髙橋 ここで1塁ランナーがスタート、キャッチャーが2塁へ送球。
     その間に3塁ランナーがホームイン。
     共栄学園が逆転

     センターオーバーのタイムリースリーベースヒットで追加点

<ここで東亜学園が投手交代。大沢→長瀬>

9番茂呂 ライトへタイムリーヒット。
     1点追加

<東亜学園 再び投手交代。長瀬→深野>

1番笹本 デッドボール。
     ツーアウトランナー1、2塁。
2番牟田口 フォアボール。ツーアウト満塁。
3番横田 レフトへツーベースヒット。
     守備が乱れて3点追加
4番菊池 フォアボール。
     ツーアウト、ランナー1、3塁。
5番前田 三振でスリーアウト。
     この回、共栄学園は7得点。

〇9回ウラ 東亜学園の攻撃
6番大岸 ライトへヒット。
     ノーアウトランナー1塁。
7番内田 三振。
8番米谷 セカンドライナー。
     ツーアウトランナー1塁。
9番佐藤 セカンドフライ。

共栄学園が春夏通じて初の甲子園に。

共栄学園 喜びの声 監督「秋からチーム作り直し 練習に励んだ成果」

〇決勝
     |123|456|789| 計
共栄学園 |201|011|007|12
東亜学園 |100|300|020| 6
 

共栄学園の原田監督は「今大会、初戦から私の戦術が外れていたので、その度に全部員がカバーしてくれ、すばらしい選手たちに巡り会えたと思っています。去年秋の敗戦からチーム作りを見直し、1日1日を大切に練習に励んだ成果だと思っています。色々と人の支えで優勝できたので、甲子園では感謝の気持ちを形にして野球をやってきたいと思います」と笑顔で述べました。

キャプテンの横田選手は「最終回、自分のエラーで逆転を許して、このまま負けるかと思いましたが、みんながつないでくれて、最後は茂呂が締め、勝つことができて良かったです。最後まで応援してくれた人たちがいたからすごい力になりました。甲子園では、これまでと変わらず、自分たちの野球をやってきたいと思います」と、時おり声を詰まらせながら話しました。

西東京大会 日大三高が甲子園へ

西東京大会の決勝は、準決勝で早大学院を破った日大鶴ケ丘(杉並区)と、明大中野八王子をコールドで破った日大三高(町田市)が対戦しました。日大三高が3-1で日大鶴ケ丘を破り、2年連続19回目の夏の甲子園出場を決めました。

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