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東京コロナ感染者20日5405人 初の3日連続5000人超【詳細】

  • 2021年8月21日

東京都内では20日、5405人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認され、初めて3日連続で5000人を超えました。
自宅で療養している人は2万6000人を上回り、19日よりさらに2000人余り増えました。
年代別や感染経路など詳細情報です。

初めて3日連続で5000人超

東京都は20日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて5405人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
過去最多の5773人だった1週間前の金曜日より368人少なくなりました。
ただ、都内の感染確認は18日が5386人、19日は5534人で、初めて3日連続で5000人を超えました。

20日までの7日間平均は4721.9人、前の週の113.6%で、感染の急拡大が続いています。

これで都内で感染が確認されたのは、30万人を超えて30万2796人になりました。

年代別

感染が確認された5405人の年代別の内訳です。

10歳未満 303人
10代 518人
20代 1686人
30代 1080人
40代 891人
50代 562人
60代 174人
70代 102人
80代 64人
90代 23人
100歳以上 2人

グラフは累計のデータ

感染経路がわかっている人の内訳

「家庭内」 1461人
「職場内」 229人
「施設内」 79人
「会食」 58人など

このほかには、20代の男性が友人5人で沖縄を旅行したあとに感染がわかったケースや、50代の男性が知人とゴルフに行ったあとに感染がわかったケースなど、お盆休みの旅行や帰省に伴うものが報告されているということです。

都の担当者
「災害レベルの感染状況が継続している。今の状況を改めて自分事として捉えていただき、あすとあさっての週末もステイホームをお願いしたい」

東京パラリンピックの関連では、日本人の組織委員会の職員と業務委託の事業者、外国人のメディアと業務委託の事業者の合わせて4人の感染が確認されました。

入院患者3845人 重症患者273人

一方、20日時点で入院している人は、19日より19人減って3845人となりました。「現在確保している病床に占める割合」は64.4%です。

都の基準で集計した20日時点の重症の患者は、19日より1人減って273人で、重症患者用の病床に占める割合は69.6%となっています。

年代別の重症患者数
10代 1人
20代 3人
30代 18人
40代 49人
50代 117人
60代 57人
70代 21人
80代 7人

自宅療養者 前日比2125人増加

自宅で療養している人は20日時点で2万6297人となり、過去最多だった19日よりさらに2125人増えて、3日連続で最多を更新しました。

死亡 7人 うち1人は自宅療養中

都は、感染が確認された50代から70代、それに90代の男女合わせて7人が死亡したことを明らかにしました。
このうち70代の男性はがんを患っていて、感染が確認されてからも家族の希望で自宅で療養を続けていましたが、今月14日にがんのため亡くなったということです。
第5波に入って、今月、自宅療養中に死亡した人は、都によりますと、これで8人だということです。
20日の7人を含めて都内で感染して死亡した人は2365人になりました。

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