詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
相模原市で起きた事例から見てみます。
今回のテーマは、「かばんを盗まれたに注意」です。
神奈川県の特殊詐欺被害
「暴力団員を名乗る電話に注意」
「あなたの声かけが被害を防ぐ」
「自動音声に注意」
「キャッシュカードの交換が必要に注意」
去年(2023年)12月、相模原市内に住む70代の女性の自宅に息子を名乗る男から「かばんを盗まれてしまった」などと電話がかかってきました。
男は「かばんには携帯電話が入っていた。仕事の関係でお金が必要になった」と要求してきました。
そして、息子の上司を名乗る男が電話を替わり「私も親戚を頼って現金を集めたがそれでも足りない」と言うのです。
話を信じた女性は自宅の近くに来た息子の知人を名乗る男に1300万円をだまし取られてしまいました。
皆さんへのお願いです。「かばんを盗まれたに注意」
典型的な手口のひとつで、突然「盗まれた」と切り出すことであなたを動揺させて金をだまし取ろうとしてきます。
また「携帯電話もかばんに入っていた」と伝えてくるのもよくある手口ですが、本物の息子や孫に連絡を取らせないようにするためですので注意してください。
こうした電話は詐欺の疑いがあるので、いったん電話を切って警察や家族に相談してください。