詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「お金の話をされたら電話を切って相談を」です。
ことし9月、東京・三鷹市に住む60代の女性の自宅に市役所の職員をかたる男から「還付金についての書類を3月に送っているが手続きが済んでいない。締め切りは過ぎているがまだ間に合う」と電話がありました。
続けて、「どの銀行の口座を使っているか」と尋ねてきたため、女性が銀行の名前を答えると、およそ1時間半後に今度は銀行の職員をかたる人物から電話があり、携帯電話を持って、ATMのあるコンビニエンスストアに向かうよう指示されたということです。
女性は携帯電話で指示されたとおりにATMを操作した結果、あわせて140万円を振り込んでしまい、だまし取られたということです。
皆さんへのお願いです。「お金の話をされたら電話を切って相談を」
還付金があると言ってATMに向かわせるのは「還付金詐欺」と呼ばれる典型的な詐欺の手口です。
電話でお金の話をされたら、一度、電話を切って周りの人や警察などに相談してください。