詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「当たりの情報を教えるに注意!」です。
ことし5月、さいたま市に住む50代の男性会社員のスマートフォンに、競馬の予想サイトの運営者を名乗る男から「当たり馬券を教えるので、会員になりませんか。会員になるには、登録料と情報料がかかります」という電話がありました。
さらに、「外れたときは馬券代と情報料はお返しします」というのです。
話を信じてしまった男性は、複数回にわたって現金を振り込み合わせて310万円をだまし取られました。
皆さんへのお願いです。「当たりの情報を教えるに注意!」
競馬や宝くじなどで「当たる」情報を教えるといって現金をだまし取る手口は「ギャンブル詐欺」と呼ばれています。
警察庁によりますと、去年(R4)1年間の被害額は全国であわせて3億円余りに上るということです。
詐欺グループはあの手この手であなたにもうけ話を持ちかけてだまし取ろうとしてきます。
一獲千金をあおるような電話がかかってきたら詐欺を疑ってすぐに電話を切り、家族や警察に相談するようにしてください。