詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「電話が汚染されているに注意!」です。
10月、栃木県足利市に住む70代の男性のスマートフォンに「通信事業者からのお知らせ」というショートメッセージが届き電話番号が記載されていました。
男性が連絡すると、通信事業者の職員を名乗る男から「あなたの電話が汚染され90人以上に被害が出ている」と言うのです。
そして、「解決するためには10万円が必要です」と求められたということで、話を信じた男性は金融機関のATMで10万円を振り込んでしまいました。
その後も『被害者救済の費用』などの名目で金の要求が続いたということで、男性は9回にわたって振り込みを繰り返し、さらにあわせて80万円をだまし取られたということです。
皆さんへのお願いです。「電話が汚染されているに注意!」
突然、『電話が汚染』などと言われると驚いて不安に感じてしまうのも無理ないことかもしれません。詐欺グループは仰々しいだまし文句を使ってきますが、少し冷静になると『電話が汚染』ということばは意味がよくわからないことに気がつけるのではないでしょうか。
電話でお金が要求されたら詐欺の疑いが濃厚ですしそういう時こそ冷静になって家族や警察に相談してください。