詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」
最近、実際にあった手口を見ていきます。
今回のテーマは「ウイルス対策ソフトが必要に注意」です。
ことし8月、千葉県八千代市に住む60代の男性がパソコンでインターネットを利用していたところ、突然、警告音とともに画面に「ウイルスに感染したのでセキュリティに電話してください」というメッセージが表示されました。
男性が、表示された番号に電話をかけると、大手セキュリティー会社の社員を名乗る男が出て、「パソコンを直すにはウイルス対策ソフトを入れなければならない。20分以内に作業をしないとまずい」と言うのです。
話を信じた男性は、ソフトの費用として男に言われたとおり、コンビニエンスストアで電子マネーを合わせて15万円購入し、だまし取られてしまいました。
皆さんへのお願いです。「ウイルス対策ソフトが必要に注意」
警察によりますと、パソコンに「ウイルスに感染した」といううその表示をさせて、対策ソフトの費用という名目で金をだまし取る詐欺が相次いでいます。
突然の表示に驚くかもしれませんが、うその表示はブラウザを閉じたり、パソコンを再起動させたりすると消えることがほとんどだということです。
慌てずに対応し、不安な場合は家族や警察に相談しましょう。