特殊詐欺の手口と対策 “銀行を装うメール”に注意！

横浜市に本店がある神奈川銀行によりますと、ことし3月、利用者のもとに神奈川銀行を名乗るあるメールが届きました。

そこには「マネーロンダリングやテロ対策のため利用者の情報を確認したい。取り引きの目的も確認したい」という内容でした。

さらにウェブサイトに誘導するリンクが記されていました。

不審に思った利用者が銀行に問い合わせたところ、銀行では、こうした情報をメールで確認することはしておらず、にせのメールだと分かりました。

リンク先のサイトを確認したところ、銀行の本物のホームページと似たような作りになっていて、利用者のIDやパスワードを入力する欄があったということです。

皆さんへのお願いです。「“銀行を装うメール”に注意！」

今回のメールは利用者の情報を入手したうえで、預金などをだまし取る「フィッシング詐欺」とみられています。
ことし2月以降、全国でネット銀行を装ったメールによる被害が急増しているということです。
不審なメールが届いた場合、リンク先はクリックしないでください。
そして、大切なIDやパスワードを絶対に入力しないようにしてください。