詐欺：“時間を指定してお金を要求する電話”に注意！

8月、さいたま市に住む84歳の男性の自宅に、長男を名乗る男から「知人から預かった3000万円が横領した金だった」と電話がありました。

その後も「俺も警察に事情聴取を受けた」とか「示談金のためにお金が必要だ」と言われたあと、弁護士を名乗る別の男からも電話がかかってきました。
この中では「午後5時までにお金を渡したい」とか「代わりに弁護士事務所の者が取りに行く」などとわずか1時間半の間に話が急展開。

焦ってしまった男性は、弁護士事務所の職員を装った男に自宅付近の路上で現金50万円を渡してしまいました。

皆さんへのお願いです。「“時間を指定してお金を要求する電話”に注意！」

警察によりますと、被害にあった男性は「電話の声に違和感はあったが、時間を指定されて焦ってしまった」と話しているということです。時間を指定されて金を要求する電話がかかってきたら、詐欺を疑ってすぐ電話を切り、警察や家族に相談してください。
留守番電話を使って直接、電話に出なければ詐欺グループは諦めることが多いので、留守番電話の機能も有効です。