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詐欺:“電子音で暗証番号を入力”に注意!!

  • 2022年8月2日

詐欺のさまざまな手口をお伝えし、被害を未然に防ごうという「STOP詐欺被害!」。今回のテーマは「“電子音で暗証番号を入力”に注意!!」です。

東京・足立区に住む70代の女性の自宅に、区役所の職員を名乗る男から「医療費の還付金があるので銀行口座を教えてほしい」という電話がありました。

女性は、話を信じて口座の情報を伝えました。男は、さらに「電子音が“ピー”と鳴っている間にボタンを押してカードの暗証番号を入力してください」とたたみかけてきたといいます。

実際に電子音が鳴ったため、女性は言われるまま、電話機の数字のボタンを押しました。
すると男は「番号が認識できなかったので、暗証番号を口頭で教えてほしい」と要求してきました。

女性は、その場で暗証番号を伝えた上、自宅を訪れた銀行員を名乗る男にキャッシュカードを手渡し、100万円を引き出されてしまいました。

皆さんへのお願いです。「“電子音で暗証番号を入力”に注意!!」

詐欺グループは、区役所の職員などを装ってもっともらしい手続きをさせることで被害者を信用させ、お金をだまし取ろうとします。そもそも、区役所の職員や銀行員などが電話で暗証番号を聞いてくることは絶対にありません。そんな電話がかかってきたらすぐに切り、家族や警察に相談してください。

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