詐欺：“実際の息子の名前”に注意！！

7月上旬、千葉市に住む80代の女性の自宅に男の声で「もしもし、お母さん」と電話がありました。ふだんの声と違うと感じた女性が名前を聞いたところ、男は実際の息子の名前を名乗ったといいます。

息子だと信じ込んだ女性に対し、男は「仕事の荷物を送り間違えたため損害を補てんしなければならず、いくらか用意してほしい。上司のいとこを向かわせる」と言ってきました。

このあと、女性は待ち合わせ場所に指定された近所の公園に向かい声をかけてきた若い男に現金500万円を渡してしまったということです。

皆さんへのお願いです。「“実際の息子の名前”に注意！！」

詐欺グループは家族の情報を調べたうえ実在する名前を名乗って電話をかけてくることがあります。家族の名前を出されると慌ててしまうかもしれませんが、詐欺グループはこうした気持ちにつけ込んでお金をだまし取ろうとしてきます。相手が誰であっても、電話でお金を要求されたら詐欺を疑っていったん電話を切り、すぐに警察に相談してください。