詐欺：“容疑者の写真を見せる”に注意！

6月、川崎市に住む70代の女性の自宅に、警察官を名乗る女から「不正をしている郵便局員の容疑者があなたの口座を勝手に使っている」などと電話がありました。

そして、「これから警察官を向かわせるので、容疑者の写真を見てもらいたい。キャッシュカードも確認する」などと言うのです。

間もなく、女性の自宅には警察官を装った男が訪ねてきて、見覚えのない男の写真を見せてきました。
警察官と信じ込んだ女性は指示通りに2枚のキャッシュカードを渡し、うその捜査書類に暗証番号も書いてしまいました。その後、口座からはおよそ60万円が引き出されたということです。

皆さんへのお願いです。「“容疑者の写真を見せる”に注意！」

詐欺グループが警察を装って現金などをだまし取ろうとするのはよくある手口です。「容疑者の写真を見せるので会って欲しい」などと言われると、信じてしまうかもしれませんが、警察がキャッシュカードや現金を要求してくることは絶対にありません。こうした要求があったらそれは詐欺です。すぐに警察に相談してください。