浜松まつり 子供の健康願う恒例たこ揚げ 大型連休でにぎわう
- 2023年05月03日
400年以上続く伝統の「浜松まつり」が始まりました。
ことしは、新型コロナによる制限が大幅に緩和される中、恒例のたこ揚げが行われました。
子どもの誕生祝う
「浜松まつり」は、江戸時代に城の城主が子どもの誕生を祝って、たこをあげたのが始まりとされています。
初日のきょうは、市内の海沿いのグラウンドで午前10時に開会が宣言されました。子どもの名前が入った「初凧」(はつだこ)と呼ばれるたこを揚げるたこ揚げ合戦が行われました。
170を超える町内会から参加
ことしは171の町内会が参加し、2メートル四方の大きなたこが青空高くあがりました。
「おいしょ、おいしょ」の掛け声とともにラッパを吹いたり、太鼓をたたいたりして子どもの誕生を祝っていました。
「コロナなどもあって控えていましたが、ようやくあげることができてよかったです。健康に大きくなってほしいです」(4歳の息子のたこをあげた父親)
ほぼ例年通りの開催
浜松まつりは、新型コロナの影響で中止や制限をしながら行われてきましたが、ことしは、飲酒の禁止などの一部の制限をのぞき、ほぼ例年通り行われます。
「だんだんと元通りに開催できて、うれしく思います。来年こそは盛大にやりたい」(組織委員会の廣野篤男 代表委員長)
浜松まつりは、5日まで行われ、夜には市の中心部で、町内会ごとに豪華な屋台の引き回しも
4年ぶりに実施されることになっています。