歴代大河の名曲ずらり FM番組の舞台裏を担当者が紹介！
- 2023年01月27日
1月14日（土）にNHK‐FM公開収録「ブラボー！オーケストラ 大河ドラマコンサート」が伊豆の国市で開催されました。
「鎌倉殿の13人」「篤姫」「青天を衝け」など歴代大河ドラマのテーマ曲が東京フィルハーモニー交響楽団により演奏されました。
どのような催しだったのでしょうか。舞台裏をイベント担当者がお届けします。
会場準備の様子
当日の朝は、ピアノの調律やステージ上の設営から始まりました。
演奏者用のステージを組む台や大型の楽器、NHKの番組収録のための機材などがステージに並びます。
準備が整ってきました。フルオーケストラの舞台は演奏前から迫力があります。
リハーサルの様子です。演奏の流れなど入念な確認が行われました。
ロビーの様子は
受付手前のギャラリースペースには、大河ドラマ「どうする家康」の展示ブースを設置。開演前から多くの来場者が番組紹介パネルをご覧になり、等身大パネルと一緒に撮影を楽しんでいました。
抽選に当選された約830人のみなさまが会場に足を運んでくださいました。
いよいよ開演です！
「ブラボー！オーケストラ」はプロのオーケストラの演奏をお楽しみいただくとともに、シンフォニーの魅力、楽しさをお伝えするNHK-FMの番組です。
今回は特別に「大河ドラマコンサート」と銘打ち、過去の大河ドラマの音楽やゆかりの音楽も交えながらお届けしました。
プログラムです。
〇ワーグナー作曲 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
〇グリーグ作曲 「ペール・ギュント」組曲第1番から「朝」「山の王の宮殿で」
〇林光作曲 「花神」（1977年）
〇吉俣良作曲 「篤姫」（2008年）
〇佐藤直紀作曲 「青天を衝け」（2021年）
〇ジョン・グラム作曲 「麒麟がくる」（2020年）
〇菅野祐悟作曲 「軍師官兵衛」（2014年）
〇ヴィヴァルディ作曲 「四季」から「冬」
〇エバン・コール作曲 「鎌倉殿の13人」（2022年）
休憩
〇ドボルザーク作曲 交響曲第9番ホ短調 作品95「新世界から」
演奏 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
指揮 広上淳一
公開！音声中継車
ラジオの公開収録には”音声中継車”とよばれる車を使います。
よりよい音声をお届けしようと入念にチェックしながら進めます。
指揮者の広上淳一さんも大河ファン
過去に大河ドラマのテーマ音楽の指揮を何度か手がけ、かつ大河ドラマのファンでいらっしゃるという指揮者の広上淳一さん。
MCでは、大河ドラマに対する熱い思いをたくさん語ってくださいました。
大迫力の演奏に会場も感動に包まれます。
アンコールでは「ドボルザーク作曲 スラブ舞曲 作品46第8」が演奏されました。
来場者の感想は
「フルオーケストラの生演奏、迫力がすごかった。音楽って素晴らしい」(男性・50代)
「『鎌倉殿の13人』のメインテーマを聴いたとき、その時の光景を思い浮かべて涙が出た。広上さん(指揮者)のお話もとても楽しかった。」（女性・40代）
「大河ドラマの中で聴いていた曲を生演奏で聴くことができ、感激です。ブラボーです。」（女性・70代）
伊豆の国市 大河ドラマ推進室長の小坂さんは
小坂 高一郎室長
終演後、主催の伊豆の国市 産業部観光文化課 大河ドラマ推進室長の小坂さんにお話を伺いました。
「ブラボー！オーケストラ 大河ドラマコンサート」が終わった感想を教えてください。
「たくさんの方の協力があって、多くの方に喜んでもらえたイベントになったかなと思います。」
2022年1月9日、前作の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の初回放送日に、ここ伊豆の国市で出演者を招いたトークショーと、第一回放送のパブリックビューイングを行いました。そこから一年間、市をあげて大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を盛り上げていただきましたが、いかがでしたか。
「たくさんの方とのつながりができました。市民の皆様をはじめ関係者のみなさまと大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を通じて一つになれたことがとても嬉しかったです。」
放送予定
2023年1月14日（土）に公開収録された、今回の「ブラボー！オーケストラ 大河ドラマコンサート」は以下の日程でNHK-FM・全国放送でお届けします。
1回目 2023年2月12日（日）午後7時20分～午後8時20分
2回目 2023年4月 2日（日）午後7時20分～午後8時20分
「NHKラジオらじる★らじる」からもお聴きいただけます。
https://www.nhk.or.jp/radio/info/app.html
歴代の大河ドラマのテーマ曲や壮大なクラシック音楽をぜひお楽しみください！
