定点、あの日から~被災地を見つめた10年~

東日本大震災からまもなく9年半。
NHKでは震災直後から岩手、宮城、福島の各地で復興へと向かう被災地の姿を
同じ場所から撮影してきました。
そこにある被災地の人たちのさまざまな思いを伝えます。

●宮城県石巻市・看板に込めた思い

震災の1ヶ月後に立てられ、被災者の心を支えてきた「がんばろう石巻」看板。
いま、その役割は記憶の伝承に。

●宮城県女川町・スーパー再建を目指して

100年近く続いた老舗スーパー。亡き家族と従業員の思いを胸にスーパーの再建に奔走する宮城県女川町の男性を追う。

●宮城県名取市閖上・笑顔を撮り続けたい

あの日すべてを奪った津波。笑顔を撮る写真館の男性は悲しむ表情にカメラは向けられないと写真館の再建を諦めかけていた。しかし少しずつ復興が進む街の姿を見て被災地で再出発を決めた。

●宮城県南三陸町・自転車が通る町に

故郷の変化に戸惑いながらも前を向く、宮城県南三陸町の自転車店経営者を見つめる。

●福島県富岡町・漁港“復港”を願って

震災から何年たってもあの日のままの姿だった富岡漁港。震災8年でようやく再開を果たした。復興に奔走し続けた役場職員の男性の思いは。

●岩手県宮古市・我が町の田老球場

津波で奪われた野球場。震災から4年がたち、地元の子どもたちからの声を受け、翌年野球場が復活。再生した球場は地域の人々が集まる場所に。

NHK仙台放送局では、東日本大震災の教訓を後世に伝えていくことを目的として、あの日をみつめる伝承プロジェクト「#そういえば… あの日、何をしていましたか?」に取り組んでいます。

あなたの震災にまつわる「#そういえば…」エピソード、以下からお寄せ下さい。

https://www.nhk.or.jp/sendai/311densho/souieba/