【ふゆひなクイズ】「車中泊避難の際は『〇〇〇〇〇クラス症候群』にも注意が必要!」〇に入るカタカナは?

「冬」に災害が起きたら、あなたは安全に避難できる備えができていますか?
NHKでは、冬の避難のリスクや注意点、備えについて皆さんと考える「ふゆひな(みんなで冬の避難シミュレーション)」を呼びかけています。

そこで、知っておきたい「冬の避難」に関する知識をクイズにしました。
答えを考えながら、楽しく防災の知識を学びませんか?


災害時、避難所ではなく自家用車を避難先として利用する「車中泊避難」。
プライバシーの確保がしやすく感染症対策もできるなど、車中泊避難は便利ですが、注意が必要なこともあります。

その1つが一酸化炭素中毒。
雪が積もり車のマフラーが塞がれると、エンジンの排気ガスに含まれる一酸化炭素が車内にたまり、一酸化炭素中毒になる危険があります。

一酸化炭素中毒のほかにも、車中泊避難には注意が必要なことがあります。
ここで、ふゆひなクイズ!

【問題】

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車中泊避難の際は、一酸化炭素中毒のほかに「〇〇〇〇〇クラス症候群」にも注意が必要です。〇に入るカタカナはなんでしょうか?

【答え】






























【答え】エコノミークラス症候群

水分を十分にとらない状態で、車の狭い座席に長時間座って足を動かさないと、血行不良が起こり、ふくらはぎなどで血液が固まりやすくなります。

その結果、血のかたまり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発するおそれがあります。

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エコノミークラス症候群を予防するためには

水分を十分にとり、トイレを我慢しないようにしましょう。
また、衣服をゆるめる、足元に荷物を置くなどして足を上げ、血行を良くしましょう。

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また、体を動かすことも予防のためには重要。
座ったままできる予防のための6つのストレッチを紹介します。

1.足の指でグーを作る
2.足の指をひらく
3.足を上下につま先立ちする
4.つま先を引き上げる
5.ひざを両手で抱え、足の力を抜いて足首を回す
6.ふくらはぎを軽く揉む

1時間に1回を目安にストレッチを行い、上記の対策を心掛けるようにしましょう。


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