【ふゆひなクイズ】発電機を室内で使ってはいけない理由は?

「冬」に災害が起きたら、あなたは安全に避難できる備えができていますか?
NHKでは、冬の避難のリスクや注意点、備えについて皆さんと考える「ふゆひな(みんなで冬の避難シミュレーション)」を呼びかけています。

そこで、知っておきたい「冬の避難」に関する知識をクイズにしました。
答えを考えながら、楽しく防災の知識を学びませんか?


地震や台風、大雪といった自然災害が発生すると停電が起きることがあります。
その際に非常用電源として便利な発電機、照明や調理器具などの電源を確保することができます。

しかし、発電機を使用するときに必ず知っておきたい注意点があります。
そこで、今回のクイズはこちら!

【問題】

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発電機は室内で使用してはいけません。その理由は何でしょうか?

【答え】


















【答え】❸一酸化炭素中毒になるため

発電機からは大量の一酸化炭素が排出されるため、室内など換気ができない場所では絶対に使わないでください。
室内で使用した場合、一酸化炭素濃度が短時間で極めて危険なレベルに達します。
また、一酸化炭素は「無色透明・無臭」で気づきにくいため、注意が必要です。

車中泊避難の際も一酸化炭素中毒に注意!
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災害時、避難所ではなく、自家用車を避難先として利用する「車中泊避難」

エンジンをかけて暖房をつけた場合、雪が積もってマフラーが塞がれると、排気ガスに含まれる有毒な一酸化炭素が排出されずに車内にたまり、一酸化炭素中毒となる危険性があります。
車が雪に覆われるような場合は、速やかにエンジンを切りましょう。

また、ガレージに駐車した車で車中泊避難を行う際も同様です。
閉め切った場所でエンジンをかけると、排気ガスが車内に充満する可能性があります。


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