【ふゆひなクイズ】携帯トイレ、あなたはいくつ必要?

「冬」に災害が起きたら、あなたは安全に避難できる備えができていますか?
NHKでは、冬の避難のリスクや注意点、備えについて皆さんと考える「ふゆひな(みんなで冬の避難シミュレーション)」を呼びかけています。

そこで、知っておきたい「冬の避難」に関する知識をクイズにしました。
答えを考えながら、楽しく防災の知識を学びませんか?


災害時、停電や断水で困るのは「トイレ」。
いつも使っているトイレが使えなくなったときに便利な“非常用トイレ”には、簡易トイレ(箱型トイレ)と携帯トイレ(断水や排水ができなくなった洋便器等に取りつけて使用できる便袋)のふたつがあります。

しかし、自宅に災害用のトイレを備蓄している人の割合は2割にも満たないというデータがあります。
みなさんも、必要な数を考えてみましょう。

そこで、今回のクイズはこちら!

【問題】

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 携帯トイレの備えは、1人1日にいくつ必要でしょうか?
〇に入る目安の数字を考えてみましょう。

【答え】

【答え】目安は5~7個

 成人が1日にトイレを使用する回数は5~7回ですが、個人差があるため自分や家族がどれくらいの頻度でトイレを使用しているか、必要な数を意識してみましょう。
防災の備えは、“最低3日分”が基本です。
できる限り1週間分を備蓄することを考えて、あなたの家庭では携帯トイレがいくつ必要か、計算してみてください。

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また、携帯トイレを備えているという方も、実際に使ってみたことはありますか?
携帯トイレは一度使用してみると、使い方に慣れていざというときにも安心です。
トイレと一緒に備えておくと便利なものも併せて確認しましょう。

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冬の避難所では、屋外に仮設トイレが設置されていても寒さや凍結などで使いづらいことがあります。
また近年、災害が起きても自宅が安全な場合は自宅にとどまる「在宅避難」が選択肢の一つとして考えられるようになりました。
停電や断水の中でも、できるだけ屋内のトイレを使えるように、簡易トイレや携帯トイレを使い慣れておくことが大切です。

いつどんな時に、災害が起きるか分からない今、全員に共通するトイレの備え。
是非この機会に、見直してみてください。


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