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いろどりがきれいな「大根の薬膳あんかけ」 

  • 2024年02月13日

まーさんキッチン
今回は「大根の薬膳あんかけ」です。パプリカのいろどりがきれいで洋食メニューのよう。国際中医薬膳師の宮國由紀江さんに、大野紘乃キャスターが教わります!

「大根の薬膳あんかけ」の作り方

今回のメイン食材は「大根」です。
大根の旬は?

寒い時期が旬で美味しい季節です。
胃の調子を整える効果があるので、年末年始で食べすぎた胃腸を回復させるのにぴったりです。

では、調理をお願いします。

まずは下準備。
輪切りにして皮をむいた大根を用意します。
面取りをしていきます。

面取りをしたあとはどうしますか?

取った部分は捨てないで、あんかけに入れてもいいです。

続いて、お鍋です。

かつおだし・塩を入れて大根を火にかけます。

どのくらい煮込みますか?

目安は中火で50分。
竹串が通る柔らかさになるまでです。

火にかけている間にもう1つの鍋に移ります。

パプリカ・ピーマン・セロリをみじん切りにします。

パプリカ・ピーマンにはどんな薬膳効果がありますか?

イライラや緊張の緩和、食欲不振に効果があります。

セロリにも薬膳効果がありそうですね。

イライラ解消・デトックス効果があります。

それでは、大根にかけるあんを作っていきます。
パプリカ・ピーマン・セロリ・かつおだし・塩を入れて煮ます。

どのくらい煮ますか?

沸騰するまで強火で。
沸騰したらすぐ弱火にしてくださいね。

どうしてですか?

火にかける時間が長いと、野菜の薬膳効果が半減するんです。

弱火にしたらゆずの皮を入れて煮ます。

ゆずの皮で酸味を足すんですね。

ゆずには胃を開かせて食欲を増進する効果が期待できます。

そして水で溶いたかたくり粉でとろみをつけていきます。

最後にあんを大根にかけたら完成!!

出来ました!
「大根の薬膳あんかけ」です!

大根に味がしみていて、お塩とかつおだししか入っていないとは思えなくて。
あんの具のシャキシャキ感もあって、さわやかでおいしかったです!

うまく食材を組み合わせたら、体によい影響をもたらします。
ぜひ作ってみてください。

まーさんキッチンでした!

  • 大野紘乃

    キャスター

    大野紘乃

    神奈川県出身
    日本酒が大好きで、泡盛も勉強中!実は「利き酒師」です!

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