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にいがたWEBリポート

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新発田農業高校・日本一の米づくり日記

第4回/「肥料をまく作業」(7月)
  • 2022年08月22日

 「追肥散布」 相馬広輝さんの日記

「7月8日(金)晴れ。動力散布機を使って「ケイ酸塩白土」を散布しました。10アールあたり20㎏です。稲にとってケイ酸は①茎葉(けいよう)を強くして病気や害虫の侵入を防ぐ②稲の葉が直立することで光合成量が増える③稲の維管束を太く倒伏(とうふく)を防ぐ④根の活力がおう盛となり米の品質が良くなるなどの効果があります」

「炎天下に水田を歩きました。散布機も重く非常に大変な作業でしたが頑張って行いました」

「穂肥散布」 髙橋巨貴さんの日記

「7月14日(木)晴れ。1回目の穂肥(ほごえ)を10アールあたり10kg散布しました。穂肥は出穂の15日~25日くらい前に行い、穎花(えいか・もみがらになる部分)の生育を促します」

山崎アナ)
穂肥は“しっかりとしたもみ殻”ができるように撒くもので、米の出来に大きく影響するそうです。通常2回に分けて撒きます。そして今回の日直の髙橋さんは生育調査も行いました。どんな状況なのか。7月14日の水田の様子です。

山崎アナ)
青々と稲が成長しています。腰の高さほど。参考に5月26日に小川美羽さんが紹介してくれた時の様子がこちら!

山崎アナ)
2か月でこんなに成長するんです。そして生育調査で稲の状態がわかりました。高橋巨貴さんの日記の続きです。

「7月14日、生育調査を行い、幼穂(ようすい)を取り出しました。茎をむくと中に小さな穂ができているんです。長さ4~5㎜でした」

山崎アナ)
かわいらしい稲穂の赤ちゃんができていました!その後の生育状況についても情報をもらいました。1週間後の21日には1.2㎝。26日にはおよそ10㎝に成長したそうです。担当の先生によると8月4日ごろから出穂が始まっていて6日、7日には稲穂が出そろいそう。7月前半は生育が『やや遅め』だったのが、下旬の晴天で生育が追いついた感じだということでした。

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