大隅キャスターのブログ
2022/06/30

危険度分布「キキクル」の一部変更について

6月最後のきょう(30日)、県内は広い範囲で時折雨が降りました。
大雨が心配される時に役立つのが、気象庁が発表している大雨の防災情報「キキクル」です。
災害の危険度を地図上で色分けして示したもので、気象庁のホームページなどで確認できます。
この「キキクル」の色分けにきょうから「黒」が加わりました。
下の図が新しくなった色分けです。
去年8月の広島県で大雨があった時の浸水害の危険度を基にした例です。
白から黒まで浸水害の危険度を5段階に色分けしています。
これまでは、濃い紫が最も危険度の高い色でしたが、同じく5段階の色を使った「大雨警戒レベル」と同じ色を使って分かりやすくすることにしました。
新たに加わった「黒」は、大雨警戒レベル5にあたります。
土砂災害や浸水・洪水などが発生している、もしくは切迫しているような状況で、命の危険があり直ちに身の安全の確保が求められます。
その次の紫は、「危険」がキーワードで、警戒レベル4にあたります。
命に危険が及ぶ災害がいつ発生してもおかしくなく、「黒」を待たず「紫」の段階までに避難することが求められています。

キキクル」は、気象庁のホームページなどで確認できます。
気象庁「キキクル」
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:inund/zoom:5/lat:39.520992/lon:138.713379/colordepth:normal