大隅キャスターのブログ
2023/03/20

あすは春分の日

あす(火)は「春分」の日。
昼夜の長さがほぼ同じになります。
彼岸の中日で、お墓参りに行かれる方も多いと思います。
そこで、春のお供えの一つである和菓子についてお伝えします。
主に小豆から作られるこの和菓子、春と秋とでは呼び名が違います。
春は、牡丹の花に見立てて「ぼたもち」、秋は、萩の花に見立てて「おはぎ」と呼びます。

中身は一緒ですが、昔は、ぼたもちが「こしあん」で、おはぎが「つぶあん」だったと言われています。
なぜかと言いますと、春のぼたもちは、冬を越した小豆から作るので皮も固くなっているため、皮の部分をこします。
おはぎの場合は、秋に収穫したての小豆から作ることから、柔らかい皮も一緒につぶすため、「つぶあん」ができます。
今では、小豆の保存の技術が発達しているため、つぶあんも年中作られるようになりました。

あす(火)は、高気圧に覆われ、晴れる見込みです。
盛岡では、朝は2℃位まで下がりますが、昼間は16℃まで上がり、4月下旬並みの暖かさになりそうです。
朝と昼間の気温の差が大きくなるので、服装でうまく調整して下さい。
今週も高温傾向が続きますが、週末からは平年並みになりそうです。
積雪の多い地域では、引き続き、雪崩や屋根からの落雪などにご注意下さい。