大隅キャスターのブログ
2023/03/02

この冬の天候は

3月に入り、春を感じられるようになりました。
この冬の天気を振り返ります。
去年12月からことし2月までの盛岡の冬の期間をみてみます。
平均気温はマイナス0.6℃で、平年より0.1℃低く、平年並みとなりました。
降雪量の合計は209cmで、平年の約130%で平年より多くなりました。
日照時間の合計は331.9時間で、平年の97%で平年より少なくなりました。
まとめますと、この冬は、冬型の気圧配置や低気圧の通過が多く、降雪量が多くなりました。
2月1日には、この冬最も多い48cmの積雪を観測したほか、1月下旬には、最強寒波が到来し、厳しい冷え込みになりました。
平均気温は平年並みでしたが、寒くなったり、暖かくなったりが極端で、気温の変動が大きくなりました。

では、向こう1か月はどうなるでしょうか。
きょう(木)発表された1か月予報です。
平均気温は平年より高い見込みです。
冬型の気圧配置が弱く、暖かい空気が流れ込みすいためです。

雨や雪の降水量はほぼ平年並みになりそうです。

日照時間もほぼ平年並みの見込みです。

ことしの春は高温傾向が続くので、桜の開花が早まりそうです。