大隅キャスターのブログ
2022/01/28

今年の雪や寒さについて

気象キャスターの大隅智子です。
1月もまもなく終わりです。
そこで、今年の冬の県内の降雪量や気温を振り返ります。
去年11月1日からきのう(27日)までの降雪量の合計の平年との差です。 県内では、内陸は黄色が多くなっていますが、平年並みかやや多いことを表しています。
一方で、沿岸は青色が多く、平年より少なくなっています。
つまり、きのう(27日)までの段階で、内陸では、平年以上の降雪量になっている所が多くなっています。

続いて、きのう(27日)までの30日間の平均気温の平年との差です。
内陸を中心に青色が多く、平年より低いことを表しています。
特に、濃い青色は、平年より1℃以上低いことを示していて、厳しい寒さになっています。

では、今後はどうなるのか、きのう(27日)発表された1か月予報です。
気温は平年より低い見込みです。
冬型の気圧配置が多く、特に、2月前半を中心に寒気の影響を受けやすいため、寒さが厳しくなりそうです。

雪や雨の降水量は、東北地方の太平洋側ではほぼ平年並みの見込みです。

日照時間も、東北地方の太平洋側ではほぼ平年並みの見込みです。

そして、今週、民間気象会社、ウェザーマップから桜の開花予想が発表されました。
早い所では、高知や熊本では3月中旬に開花し、3月下旬には名古屋や東京でも開花する予想です。
盛岡では、開花は4月17日で平年より1日早く、満開は4月22日で平年より2日早くなりそうです。
寒さの中、桜の花芽は春に咲くための準備をしています。
春が待ち遠しいですね。