大隅キャスターのブログ
2021/12/15

寒冷地での換気のポイント

気象キャスターの大隅智子です。
これから寒い冬を迎えます。
寒い冬は、換気や手洗いなど、新型コロナウイルスの対策を徹底するのが難しくなると懸念されています。
このため、政府の新型コロナウイルス対策の分科会では、寒い場所での感染防止策のポイントを示しています。
まず、寒い場所での換気の方法です。

換気扇などを使って常時換気すること。
そして、室温が下がらない範囲で常に窓を少しだけ開けておくこと。
窓を全開にしなくても少しだけ開けておくことで換気ができるそうです。
また、隣の部屋が使われていなければ、その部屋の窓を大きく開けるなどして、2段階の換気をすることも勧めています。
その際、室温は18度以上が目安ということです。
換気をすると、室温が下がってしまうので、窓を開けても、室温が18度以上になるように暖房などを使うことが大切です。

また、換気と同時に適度な湿度を保つことも必要です。

湿度は40%以上を目安にすることを勧めています。
加湿器を使ったり、洗濯物を部屋干ししたりすること。
そして、こまめな拭き掃除をする方法などがあるということです。

県内は特に冬の寒さが厳しいので、換気は大変ですが、感染予報のためには必要なので、心がけていきましょう。