大隅キャスターのブログ
2021/12/07

二十四節気の大雪(たいせつ)

気象キャスターの大隅智子です。
きょう(7日)は、二十四節気の「大雪」(たいせつ)です。
雪が大いに降り積もる頃で、いよいよ冬将軍の到来を感じさせる季節です。
南天の実が赤く色づく頃もあります。
NHK盛岡放送局の敷地内では、南天の実が赤く色づいていました。
ナンテンは、「難を転ずる」という語呂合わせから、昔から縁起がよいとされています。
お正月の飾りにもよく使われていますね。

さて、県内の山沿いを中心に雪が積もり、路面が凍結している所があります。
そこで、路面の凍結の注意点についてお伝えします。
まずは「圧雪アイスバーン」です。
車が繰り返し走行することで、積もった雪が踏み固められた状態です。
大変滑りやすくなっています。

こちらは、「ブラックアイスバーン」と呼ばれる危険な路面です。
濡れているだけのように見えますが、非常に薄い氷の幕ができた状態で、実は凍結しています。
車だけではなく、自転車も危険なので、スリップ事故には十分ご注意下さい。

今週は寒気の流れ込みが弱くなりますが、来週は寒気が流れ込むため、内陸を中心に雪が降る日がある見込みです。
油断をせずに、路面の状態には気を付けていきましょう。